特許
J-GLOBAL ID:200903077988708290

騒音キャンセル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-282916
公開番号(公開出願番号):特開2001-109480
出願日: 1999年10月04日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 消音効果を向上し、一方のキャンセル点における高周波帯での増音現象の発生をなくす。【解決手段】 第1のスピーカ53aから第2のセンサー54bまでの伝搬特性C21の逆特性を模擬した第1の特性模擬部63と、第2のスピーカ53bから第1のセンサー54aまでの伝搬特性C12の逆特性を模擬した第2の特性模擬部64を設け、第1の騒音キャンセル信号y1(n)を第1の特性模擬部63に入力し、第2の騒音キャンセル信号y2(n)と該第1の特性模擬部の出力信号を合成して第2のスピーカに入力する。このようにすれば、第2の騒音キャンセル点には第1スピーカからのキャンセル音が届かない。又、第2の騒音キャンセル信号y2(n)を第2の特性模擬部に入力し、第1の騒音キャンセル信号y1(n)と該第2の特性模擬部の出力信号を合成して第1のスピーカに入力する。このようにすれば、第1の騒音キャンセル点には第2スピーカからのキャンセル音が届かない。
請求項(抜粋):
第1、第2の騒音キャンセル点における騒音をキャンセルする騒音キャンセル装置において、各騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするためのキャンセル音を出力する第1、第2のスピーカ、各騒音キャンセル点における騒音とキャンセル音との合成音をエラー信号として検出する第1、第2のセンサー、各エラー信号とキャンセルすべき騒音に応じた参照信号を用いてそれぞれ適応信号処理を行って第1、第2のスピーカに入力する第1、第2の騒音キャンセル信号を発生する騒音キャンセルコントローラ、第1のスピーカから第2のセンサーまでの伝搬特性の逆特性を模擬し、第1の騒音キャンセル信号が入力される第1の特性模擬部、第2のスピーカから第1のセンサーまでの伝搬特性の逆特性を模擬し、第2の騒音キャンセル信号が入力されるする第2の特性模擬部、第1の騒音キャンセル信号と第2の特性模擬部の出力信号を合成して第1のスピーカに入力する信号合成部、第2の騒音キャンセル信号と第1の特性模擬部の出力信号を合成して第2のスピーカに入力する信号合成部、を有することを特徴とする騒音キャンセル装置。
Fターム (1件):
5D061FF02

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