特許
J-GLOBAL ID:200903077992105575

沈降泥を排出する沈澱糟

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-168158
公開番号(公開出願番号):特開2008-296207
出願日: 2007年05月29日
公開日(公表日): 2008年12月11日
要約:
【課題】 上澄水が溢流している沈殿槽において、槽体底の沈降堆積泥の濃縮を強制する共に、この濃縮泥だけを順次に強制排出させる、沈降泥を排出する沈澱糟を提供する。【解決手段】 槽体内に供給経路の筒抜け筒体を配置し、該筒体の上下端開放部の位置高を適宜に定める。槽体底中央部に設けた泥出口の上面から槽体内上端部の高さにあって、下方部にプロペラを止着した開閉栓を縦方向にして槽体中央挿入し、開閉栓の上下動で該開閉栓の下端部による泥出口の開閉を自由にして泥出口を閉塞する。開閉栓の上下方向への摺動と軸回転を自在に誘導する誘導軸を開閉栓上部に枢支する。更に、槽体に振動装置を装着するとともに、槽体外に筒体内と連通した水位窓を設けたことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
底面が中央下方向へ傾斜して狭くなる槽体内で、供給された懸濁水を沈降分離して、沈降物は槽体底に堆積し、上澄水は排水口から溢流して槽外へ排出するようにした沈殿槽において、鉛直に支持した筒抜け筒体の下端開放部を通行口にして、上端開放部を迂回口とする筒体にあって、筒体下端の位置高は槽体底面との距離間隔を任意に保持するとともに排水口の位置高より低位置に定め、上端の位置高を排水口の位置高より高くになる長さの該筒体を槽体内に配置し、懸濁水の供給口を筒体壁に設け、更に、槽体底の中央部に泥出口を設け、該泥出口の上面から槽体内上端部の高さ付近に至る長さにあって、下方部にプロペラを止着した開閉栓を縦方向にして槽体内中央に挿入し、開閉栓の上下動で該開閉栓の下端部による泥出口の開閉を自由にして泥出口を閉塞するとともに、開閉栓の上下方向への摺動と軸回転を自在に誘導する誘導軸を槽体上部中央に配設して開閉栓上端部に枢支したことを特徴とする沈降泥を排出する沈澱糟。
IPC (4件):
B01D 21/24 ,  B01D 21/28 ,  B01D 21/30 ,  B01D 21/02
FI (5件):
B01D21/24 J ,  B01D21/28 A ,  B01D21/30 J ,  B01D21/24 G ,  B01D21/02 S

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