特許
J-GLOBAL ID:200903077995644922

人工心臓

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-103440
公開番号(公開出願番号):特開平6-269494
出願日: 1993年03月23日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】本発明は、小型軽量で、血液の流れが円滑に行われ、必要な流量が確保できる効率の高い人工心臓を提供するものである。【構成】本発明による人工心臓は、人工心臓本体のポンプは、最大径が14mm以下で形成し外周に3箇所以上の円形もしくは楕円形を基調とした形状の吸込口を設けた円筒状のケーシングと、前記駆動軸の先端側を支承する軸受をシール機構で封止させ、軸受を係止するボス部と、3枚以上の前置静翼と、2枚以上のプロペラと、2枚以上のガイドベーンとをケーシング内に配置させてなることを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
本発明は、人体の心臓の心室内に挿入して使用される補助的な人工心臓であって、人体の心臓の心尖部を切開してこの心尖部に埋設固定される筒状の心尖部リングと、人工心臓本体とを備え、前記人工心臓本体は、前記心尖部リング内を貫通して人体の心臓の心室内に挿入される円筒状の軸流形のポンプ部と、前記ポンプ部の先端部に突設され人体の心臓の動脈弁を介して動脈内に挿入されるノズル部と、前記ポンプ部の基端部側に設けられ駆動軸を介して前記ポンプ部を駆動するとともに前記人体の心臓の外側に配設される駆動部と、前記駆動部と前記ポンプ部との間に設けられ前記駆動軸の液密を維持し前記ポンプ部側から駆動部側に血液が進入するのを防止するシール機構と、前記駆動軸を前記駆動部内と先端側とで支承する軸受とを有してなる人工心臓において、前記ポンプ部は、最大径が前記心臓の心室の収縮末期より径小の14mm以下で形成され外周に3箇所以上の円形もしくは楕円形を基調とした形状の吸込口が設けられている円筒状のケーシングと、前記吸込口の近傍の中心部に配置され前記駆動部と延長部で係合し他端の突出部に前記駆動軸の先端側を支承する軸受が係止されるボス部と、前記ボス部の外周側で前記ケーシングの内周に配設される3枚以上の前置静翼と、前記駆動軸の先端部が係止されるプロペラボスに一体成形された2枚以上のプロペラと、前記ケーシングの内周に固定されるガイドベーンボスに一体成形された2枚以上のガイドベーンとを前記ケーシング内に配置させてなることを特徴とする人工心臓。

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