特許
J-GLOBAL ID:200903078003413327
車輪用軸受装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-042184
公開番号(公開出願番号):特開2008-202748
出願日: 2007年02月22日
公開日(公表日): 2008年09月04日
要約:
【課題】外方部材とナックル間の密封性を向上させて発錆を防止した車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】インナー側のシール9が内輪3と外方部材10に圧入され、互いに対向配置された断面略L字状の環状のスリンガ11とシール板12とからなり、このシール板12が、芯金13とスリンガ11に摺接するシールリップを有するシール部材14からなる車輪用軸受装置において、シール部材14の径方向外方に延びて断面略くの字形の外周リップ17が形成され、これが外方部材10の端面とナックルNの鍔部18との間隙に嵌り込むように配置され、リップ頂点17aの径dが所定値に設定され、鍔部18に対して掛かり代δを持って接触されると共に、外周リップ17の折り曲げ角度θが外方部材10の端面の垂線に対して10°以上に設定され、先端部17bとリップ頂点17aが端面と鍔部18に2点で弾性接触されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
内周に複列の外側転走面が一体に形成された外方部材と、
一端部に車輪を取り付けるための車輪取付フランジを一体に有し、外周に軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪、およびこのハブ輪の小径段部に所定のシメシロを介して圧入された少なくとも一つの内輪からなり、外周に前記複列の外側転走面に対向する複列の内側転走面が形成された内方部材と、
この内方部材と前記外方部材の両転走面間に保持器を介して転動自在に収容された複列の転動体と、
前記外方部材と内方部材との間に形成される環状空間の開口部に装着されたシールとを備え、
これらシールのうちインナー側のシールが、前記内方部材と外方部材にそれぞれ圧入され、互いに対向配置された断面略L字状の環状のスリンガとシール板とからなり、
このシール板が、鋼板製の芯金と、この芯金に加硫接着により一体に接合され、前記スリンガに摺接する複数のシールリップを有するシール部材からなる車輪用軸受装置において、
前記シール部材の外周部に、径方向外方に延びて断面略くの字形の外周リップが形成され、この外周リップが前記外方部材とナックルの鍔部との間隙に嵌り込むように配置されると共に、前記外周リップの折り曲げ角度が前記外方部材の端面の垂線に対して10°以上に設定され、前記ナックル組込み途中で前記外周リップ先端が前記外方部材の端面に接触した際に、当該外周リップの先端部とリップ頂点が前記外方部材の端面と前記ナックルの鍔部にシメシロを介して2点で弾性接触されていることを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (3件):
F16C 33/78
, F16C 19/18
, B60B 35/18
FI (3件):
F16C33/78 E
, F16C19/18
, B60B35/18 C
Fターム (21件):
3J016AA01
, 3J016BB03
, 3J016CA02
, 3J101AA02
, 3J101AA32
, 3J101AA43
, 3J101AA54
, 3J101AA62
, 3J101AA72
, 3J101BA73
, 3J101FA60
, 3J101GA02
, 3J701AA02
, 3J701AA32
, 3J701AA43
, 3J701AA54
, 3J701AA62
, 3J701AA72
, 3J701BA73
, 3J701FA60
, 3J701GA02
引用特許:
出願人引用 (1件)
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シール装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-243480
出願人:内山工業株式会社
審査官引用 (5件)
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アクスルハブのナックルへの支持構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-326636
出願人:本田技研工業株式会社
-
シール装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-243480
出願人:内山工業株式会社
-
密封装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-275153
出願人:NOK株式会社
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