特許
J-GLOBAL ID:200903078005404953

作業機の作動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332275
公開番号(公開出願番号):特開平7-187600
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 作動状態検出手段の故障により作業機の制御が停止されるのを防止することで作業上の信頼性を高める。【構成】 各油圧アクチュエ-タA1,A2,・・毎に、ポテンショメータでなる第1作動状態検出手段B1,B2,・・とロータリエンコーダでなる第2作動状態検出手段C1,C2,・・とを備え、故障判定手段D1,D2,・・により該第2作動状態検出手段C1,C2,・・の故障と判定されない場合には、該第2作動状態検出手段C1,C2,・・の出力により、また故障と判定された場合には第1作動状態検出手段B1,B2,・・の出力により制御を行う如く構成する。かかる構成により、例え第2作動状態検出手段C1,C2,・・が故障しても作業機の制御そのものが停止するということはなく、相対的に制御精度は劣るものの第1作動状態検出手段B1,B2,・・の出力に基づいて作業機の制御が継続され、作業機の作業上の信頼性が高められる。
請求項(抜粋):
複数の油圧アクチュエータによってそれぞれ異なる形態の複数の作動が同時に関連してなされる作業機を、作動条件設定手段により設定された作動条件に基づいて作動させるとともに、該作動条件に合致させるべく上記各油圧アクチュエータを制御するようにした作業機の作動制御装置であって、各油圧アクチュエ-タ毎に、該油圧アクチュエ-タに対応した作業機の作動状態を検出するポテンショメータで構成された第1作動状態検出手段とロータリエンコーダで構成された第2作動状態検出手段と、上記第2作動状態検出手段の故障を判定して故障判定信号を出力する故障判定手段と、上記第1作動状態検出手段と第2作動状態検出手段と上記故障判定手段とからの出力信号を受け、上記故障判定信号が入力された時には上記第1作動状態検出手段からの出力信号を、また上記故障判定信号が入力されていない時には上記第2作動状態検出手段からの出力信号を、それぞれ選択してこれを出力する出力選択手段とを備えるとともに、上記各油圧アクチュエ-タにそれぞれ対応する上記出力選択手段においてそれぞれ選択された複数の作動状態検出手段からの複数の出力信号を受けて現在の作業機の作動状態と上記作動条件設定手段により設定された作動条件とを比較してその偏差を算出する作動状態偏差算出手段と、上記作動状態偏差算出手段からの出力信号を受けて上記各油圧アクチュエ-タの要求操作量を算出する操作量算出手段と、該操作量算出手段からの出力を受けて上記各油圧アクチュエ-タを駆動させるアクチュエ-タ駆動手段とを備えたことを特徴とする作業機の作動制御装置。
IPC (4件):
B66F 9/24 ,  B66C 23/00 ,  B66C 23/90 ,  B66F 11/04

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