特許
J-GLOBAL ID:200903078005707077
構造物の制振方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
犬飼 達彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-065550
公開番号(公開出願番号):特開平7-247727
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】[目的] 本発明は、制振機構の振幅作動量を任意に設定可能とすることにより、力学的特性の異なる種々の粘弾性体を用いて振動を低減する。[構成] 本発明は、相対する骨組部材2にそれぞれ一対の第1支軸11と第2支軸13とを適宜な間隔をおいて取付け、第1支軸11に対して回転可能に取着した第1板12と、第2支軸13に対して回転可能に取着した第2板14とを間隙を有して対向させ、この間隙に粘弾性体Mを挟着することで制振機構10を構成し、当該1つの制振機構10に力学的特性の異なる粘弾性体Mを2種類以上用いるか、若しくは、制振機構10を2以上設置して力学的特性の異なる粘弾性体Mを2種類以上用いる。そして、第1支軸11と第2支軸13との間の距離Lと、各1対の支軸11、13間の距離h、との比である変換係数β=L/hを粘弾性体Mの力学的特性に応じて選定する。
請求項(抜粋):
構造物の相対する骨組部材にそれぞれ取付けられた一対の第1支軸に対して回転可能に取着された第1板と、前記第1支軸から適宜間隔をおいて前記相対する骨組部材にそれぞれ取付けられた一対の第2支軸に対して回転可能に取着されるとともに前記第1板と間隙を有して対向する第2板と、前記第1板と第2板との間隙に挟着された粘弾性体と、を具備してなる制振機構であって、当該1つの制振機構に力学的特性の異なる粘弾性体を2種類以上用いるか、若しくは、制振機構を2以上設置して力学的特性の異なる粘弾性体を2種類以上用い、前記第1支軸と第2支軸との間の距離をL、各1対の支軸間の距離をh、としたとき、この両者の比である変換係数β=L/hを粘弾性体の力学的特性に応じて選定することを特徴とする制振方法。
IPC (2件):
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