特許
J-GLOBAL ID:200903078011638435

経路設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307949
公開番号(公開出願番号):特開平9-149045
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 ATMネットワークと、該ネットワークを監視・制御するNMSによって構成される情報伝送システムにおける、ノード間のVPコネクション設定方式に関し、柔軟な経路設定方式を実現可能な技術を提供する。【解決手段】 NMSは、所望のVP経路を構成する経路情報(各ノードが有するポートの接続順序を示す情報)を、経路上の任意のノードに対してダウンロードし、該当ノードは、経路情報にしたがってクロスコネクトテーブルを書き換えると共に、後続のノードに対してVP経路設定セルを送信する。以後、同様な処理を行うことによって、VPコネクションを構成した後、終端点を収容するノードは、自クロスコネクトテーブルを書き換えた後、一連の操作によって設定したVPを用いて、受信したセルを起点ノードへ送り返す。
請求項(抜粋):
仮想パスをクロスコネクトする機能をもつ複数のATM装置を接続して構成されるネットワークと、該ネットワークを監視・制御するネットワーク管理システムを有する情報伝送システムにおいて、既に設定されている伝送路を資源として、ネットワーク管理システムから与えられた接続情報に基づき、予めATM装置間に設定されている仮想パスを用いて経路設定を行うために定義された仮想パス経路設定セルを授受し、複数ATM装置が自律的にポイント・ツー・ポイントで経路を設定する経路設定方法において、ATM装置をノード、仮想パスをVP、仮想パス識別子をVPI、ネットワーク管理システムをNMSと記すとき、NMSは、所望のVP経路を構成する順序にノード番号および伝送路識別子を指定し配列して経路情報を構成し、前記所望のVP経路の接続点および終端点に位置するノードのうちの、NMSに接続されている任意の1つのノードを起点ノードと定め、当該任意の1つのノードが起点ノードであることを示す起点情報を前記経路情報の所定フィールドに書き込み、その経路情報をNMSに接続されているノードにダウンロードし、NMSから経路情報をダウンロードされたノードは起点情報を検査し、自ノードを起点ノードとして指定する起点情報が書き込まれていなかった場合にはダウンロードされた経路情報を廃棄し、前記経路情報に含まれているノード列の中で、任意のノードから見て上流側、すなわち、発信側を当該ノードの入り側と定義し、該ノードより下流側、すなわち、着信側を当該ノードの出側と定義し、NMSから経路情報をダウンロードされたノードのうち、自ノードを起点ノードとして指定されたノードは、ダウンロードされた経路情報に基づいて自ノードから見て出側および入り側に接続されているノードを認識し、起点ノードを起点として、起点ノードの出側のノードに対しては経路情報に記述されている順序に、また、起点ノードの入り側のノードに対しては経路情報に記述されている順序と逆向きに、逐次にVPリンクを構成することを特徴とする経路設定方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 D ,  H04Q 3/00

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