特許
J-GLOBAL ID:200903078014971127
移動通信の基地局間フレーム同期方法
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-191154
公開番号(公開出願番号):特開平7-046659
出願日: 1993年08月02日
公開日(公表日): 1995年02月14日
要約:
【要約】【目的】 高い同期精度を得る。【構成】 各基地局にその周辺基地局の識別番号及びその位置情報と、自局の位置情報とを記憶しておき、基地局の電源を入れ送信を開始する初期過程では受信信号から識別番号を検出し(S2 ),これが最も近い基地局の識別番号と一致するまで受信信号を探して最も近い基地局を選択し(S5 ),その記憶してある位置情報と、自局位置情報とにより両基地局間の伝搬遅延時間を演算し(S4 ),その遅延時間で受信タイミングを補正してその最近基地局の送信タイミングとし、これに自局送信タイミングを一致させる(S7 )。定常状態では、各受信信号から識別番号を検出し、その記憶してある識別番号の位置情報と自局位置情報とから両基地局間の伝搬遅延時間を演算して周辺基地局の送信タイミングを決め、その送信タイミングを平均し(S8 ),その平均値と自局送信タイミングとの差を求め(S9 ),その差が許容値以上で(S10),一定値を自局送信タイミングに補正する(S11)。
請求項(抜粋):
サービス領域を複数の無線ゾーンに分割し、その各無線ゾーンにそれぞれ基地局を設け、移動局はそれが在圈している無線ゾーンの基地局と時分割多元接続(TDMA)方式を用いて通信を行う移動通信システムで、自基地局の周辺基地局の送信信号のTDMAフレームの送信タイミングに自基地局の送信信号のTDMAフレームの送信タイミングを合わせて基地局相互間のTDMAフレームを同期させる方法において、自基地局にその周辺の基地局に与えられた基地局識別番号を記憶しておき、受信信号から基地局識別番号を検出し、その基地局識別番号が上記記憶した基地局識別番号と一致すると、その受信信号のTDMAフレームの受信タイミングを、その基地局識別番号の基地局のTDMAフレームの送信タイミングとすることを特徴とする移動通信の基地局間フレーム同期方法。
引用特許:
前のページに戻る