特許
J-GLOBAL ID:200903078017301629

充電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-260263
公開番号(公開出願番号):特開平9-103034
出願日: 1995年10月06日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 電池電圧の検出だけで-ΔV検出ができる充電器を提供することを目的とする。【解決手段】 充電器には、電圧測定回路3からの出力信号に基づいて充電回路2を制御するCPU4が構成されており、このCPU4は電池電圧特性に基づいて、現在の電圧値と、これ以前に入力した最大の電圧値とを比較して満充電時における電圧降下を判定する処理(S80〜110)と、現在の電圧値と前回に入力した電圧値とを比較して機器の動作状態移行による電圧降下を判定する処理(S30、120)とが設けられており、機器が非動作状態から動作状態に移行したことによる電圧降下なのか、満充電による電圧降下なのかを電圧検出回路の出力のみから判別できる。
請求項(抜粋):
機器に設けられた充電可能な電池に、外部電源から取り込んだ電力を供給し、満充電に応じて充電を停止する充電器であって、前記電池の電圧値を検出し、この検出に応じた電圧値信号を出力する電圧検出回路と、前記電圧検出回路から出力される前記電圧値信号を入力し、この入力した信号に基づいて、充電を制御するための充電制御信号を出力する電子制御回路と、前記外部電源と前記電池との間の電源ラインに設けられ、前記電子制御回路から出力される前記充電制御信号を入力し、この入力した充電制御信号に基づいて前記外部電源から電池への電力供給を制御する充電回路とからなり、前記電子制御回路は、前記電圧値信号を所定の周期で入力し、その入力毎に記憶して最新の電圧値を現在の電圧値として設定する電圧値設定手段と、前記現在の電圧値と前記現在の電圧値より以前に入力した最大の電圧値とを比較し、前記現在の電圧値が前記最大の電圧値より小さい場合に、その電圧値の降下量が第1の電圧値降下量より大きいことを前記入力毎に連続して所定回数判定したときには、前記電池が満充電状態にあることを判定し、前記充電回路に電力供給の停止を行わせる前記充電制御信号を出力する満充電判定手段と、前記現在の電圧値と前回に入力した電圧値とを比較し、この比較によって得られた電圧値の降下量が第2の電圧値降下量より大きいことを判定したときには、前記満充電判定手段の動作を禁止する満充電判定禁止手段と、前記満充電判定手段の動作禁止中に、前記現在の電圧値と前記現在の電圧値より以前に入力した最大電圧値とを比較し、前記現在の電圧値が最大電圧値より大きいことを判定した場合に前記満充電判定手段の動作禁止を解除する満充電判定禁止解除手段とを備えたことを特徴とする充電器。
IPC (4件):
H02J 7/10 ,  H01M 10/44 ,  H02J 7/00 ,  H04M 19/06
FI (4件):
H02J 7/10 C ,  H01M 10/44 Q ,  H02J 7/00 B ,  H04M 19/06

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