特許
J-GLOBAL ID:200903078018335675

回転薬室型機関砲の弾薬装填機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-202753
公開番号(公開出願番号):特開平10-030899
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 ドラムの回転間欠運動及び弾薬又は薬莢に与える往復間欠運動の両方を与える間欠機構を含み、この回転運動及び往復運動を適宜に与えるコントロール機構が必要となり、複雑な構造になる。【解決手段】 フレーム2内に回転自在に支持され、給弾機4より送弾された弾薬8を保持する弾薬保持部3f,3f’、及び弾薬保持部3f,3f’に対応させた薬室3g,3g’を有する薬室ドラム3と、薬室ドラム3を給弾位置から装填位置及び装填位置から給弾位置へと間欠的に回転させる間欠機構5と、薬室ドラム3の回転により、弾薬保持部3f,3f’に保持された弾薬8を薬室3gに送弾する装填手段(10)と、薬室3gに装填された弾薬8を閉鎖する閉鎖保持手段(12)と、弾薬8を撃発する発火機構7と、薬室ドラム3の回転により、撃発された後に薬室3gに残る空薬莢を引き抜いてフレーム2の薬莢排出孔13にまで搬送する薬莢排出手段(11)とを備える。
請求項(抜粋):
砲身(1)及び給弾機(4)を結合するフレーム(2)内に回転自在に支持され、給弾機(4)より送弾される弾薬(8)を給弾位置に保持する弾薬保持部(3f,3f’)、及び弾薬保持部(3f,3f’)に対応させて形成され、弾薬(8)を受け入れて砲身(1)に対応する装填位置を採らせる薬室(3g,3g’)を有する薬室ドラム(3)と、薬室ドラム(3)を前記給弾位置から装填位置及び装填位置から給弾位置へと間欠的に回転させる間欠機構(5)と、間欠機構(5)を介して薬室ドラム(3)を回転駆動する回転駆動手段(6)と、薬室ドラム(3)の回転に伴い、弾薬保持部(3f,3f’)に保持された弾薬(8)を薬室(3g)に送弾する装填手段(10)と、薬室(3g)に装填された弾薬(8)を閉鎖する閉鎖保持手段(12)と、閉鎖保持手段(12)によつて閉鎖された弾薬(8)を撃発する発火機構(7)と、薬室ドラム(3)の回転に伴い、撃発された後に薬室(3g)に残る空薬莢を引き抜いてフレーム(2)の薬莢排出孔(13)にまで搬送する薬莢排出手段(11)とを備え、前記装填手段(10)が、フレーム(2)の内面に円周方向に延在させて、弾薬保持部(3f,3f’)に保持されて給弾位置を採る弾薬(8)の尾端面から、薬室ドラム(3)の回転方向に連続して形成され、薬室ドラム(3)の回転に伴い、給弾された弾薬保持部(3f,3f’)に対応する薬室(3g,3g’)に向けて弾薬(8)を押し込むカム面を有する装填カム(10)によつて構成され、前記閉鎖保持手段(12)が、装填カム(10)の先端に接続させて設けられ、装填位置を採る弾薬(8)の尾端面を支持するロック部(12)によつて構成され、前記薬莢排出手段(11)が、フレーム(2)の内面に円周方向に延在させて、薬室(3g,3g’)に装填されて装填位置を採る弾薬(8)の引き抜き溝(9)と係合する位置から、薬室ドラム(3)の回転方向に連続して薬莢排出孔(13)にまで形成され、薬室ドラム(3)の回転に伴い、装填位置を採る空薬莢を引き抜いて薬莢排出孔(13)にまで搬送するカム面を有する引き抜きカム(11)によつて構成されていることを特徴とする回転薬室型機関砲の弾薬装填機構。
IPC (3件):
F41A 9/38 ,  F41A 3/26 ,  F41A 7/10
FI (3件):
F41A 9/38 ,  F41A 3/26 ,  F41A 7/10
引用特許:
出願人引用 (2件)

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