特許
J-GLOBAL ID:200903078029299573

サーマルヘッド移動機構

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350250
公開番号(公開出願番号):特開平9-174977
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】 ラインサーマルヘッドの背面のスペースを確保することができ、ラインサーマルヘッドの離間距離を大きくすることができるサーマルヘッド移動機構を提供する。【解決手段】 ラインサーマルヘッド1を支持する回動自在のヘッドアーム3とバネ20によって圧着力を付与する回動自在の加圧アーム18との間を、2つのリンク21,23で結合する。この2つのリンク21,23を回動自在に連結する軸25とモータ12により減速駆動される加圧カム5とをクランク26で結合する。
請求項(抜粋):
ラインサーマルヘッドとプラテンローラとを備える熱転写プリンタにおける、前記ラインサーマルヘッドを前記プラテンローラに対して圧着・離間させるためのサーマルヘッド移動機構において、前記ラインサーマルヘッドの両側部に一端が固定され、他端が熱転写プリンタのフレームに第1の支持軸にて回動自在に支持された1対の第1のアームと、前記ラインサーマルヘッドの両側に位置し、一端が前記フレームに第2の支持軸にて回動自在に支持され、他端が弾性部材により前記第1のアーム側に付勢された1対の第2のアームと、円盤の一部をカットして略D字状とされ、モータからの駆動力によって回動する1対のカムと、前記第1のアームの前記一端と前記他端との間の所定位置に一端が支持されて回動自在とされた第1のリンクと、前記第2のアームの前記一端と前記他端との間の所定位置に一端が支持され、他端が前記第1のリンクの他端に連結軸にて連結されて回動自在とされた第2のリンクと、前記カムの回転中心から偏位した位置と前記第1及び第2のリンクの連結軸とを連結する回動自在とされたクランクとを備え、前記カムの円周面に前記第2のアームを当接させ、前記カムの回転により前記クランクを回動させて前記第1及び第2のリンクを回動させ、この第1及び第2のリンクの位置関係に応じた前記第1のアームの回動により、前記ラインサーマルヘッドの前記プラテンローラへの近接・離間を行い、前記カムのDカット面で前記第2のアームの当接を解除することにより、前記ラインサーマルヘッドと前記プラテンローラとの圧接を行うことを特徴とするサーマルヘッド移動機構。
IPC (4件):
B41J 25/312 ,  B41J 25/316 ,  B41J 2/32 ,  B41J 25/304
FI (3件):
B41J 25/28 H ,  B41J 3/20 109 C ,  B41J 25/30 U

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