特許
J-GLOBAL ID:200903078030223351

車両の挙動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-206122
公開番号(公開出願番号):特開平11-048925
出願日: 1997年07月31日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】 挙動制御に際して上昇させるべきホイールシリンダ液圧を、不感帯にかかわらず、制動を感じさせることなく高応答で上昇開始させるようにする。【解決手段】 61でホイールシリンダ液圧目標値 P* が、制動を開始可能な液圧値Pmin 未満の大気圧指令であると判定した場合、62で判定する横方向または前後方向対向車輪のホイールシリンダ液圧目標値 Po * の変化方向に応じ、増圧中なら63で P* を、液圧制御可能な液圧下限値相当の低い第1設定圧P1にし、増圧中でなければ64で P* を、バラツキによっても確実に制動開始可能な高い第2設定圧P1にする。後者の場合、今度は自己の車輪が近々制動の開始を指令される可能性があるから、高い設定圧P2にして待機することで、液圧応答を確実に高め得る。前者の場合、自己の車輪が近々制動の開始を指令されないから、低い設定圧P1にしておき、これにより制動力を運転者が感ずることのないようにする。
請求項(抜粋):
各車輪のホイールシリンダ液圧を個々に制御して車両の挙動を狙い通りのものにするための装置において、前記狙い通りの車両挙動を実現するためのホイールシリンダ液圧目標値が大気圧である場合、該当車輪のホイールシリンダ液圧を、車両横方向または前後方向における対向車輪のホイールシリンダ液圧変化方向に応じ、制御可能なホイールシリンダ液圧下限値に対応した第1の液圧設定値、または、バラツキによっても確実に制動力を発生し始めるホイールシリンダ液圧に対応した第2の液圧設定値にするよう構成したことを特徴とする車両の挙動制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z

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