特許
J-GLOBAL ID:200903078030670579

断熱セラミック層およびその形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-159116
公開番号(公開出願番号):特開平9-316661
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 ネフェリン鉱物を骨材とし、熱膨張係数が鉄系母材と同等で、母材又は接合層との接合強度に優れた高耐熱性高強度断熱セラミック層を提供する。【解決手段】 母材表面に直接又は接合層を介して形成された断熱セラミック層であって、ネフェリン鉱物粒子を骨材とし、シリカ粒子とメタロキサンポリマーとから成る結合材が、骨材間を充填又は空隙を残して介在しつつ骨材同士および骨材と母材又は接合層とを化学結合により接合している構造を有する。断熱セラミック層形成用スラリーの調製工程において、骨材としてのネフェリン鉱物粒子とバインダーとの混合を、ネフェリン鉱物粒子から溶出するアルカリ金属イオンによるスラリーpH値の増加によりスラリー内分散粒子の表面電位が等電点を通過しないように十分な酸性またはアルカリ性の溶液中で行うか、又はアルカリ金属イオンの溶出を防止する被膜でネフェリン鉱物粒子表面を被覆した後に行う。
請求項(抜粋):
鉄系母材の表面に直接又は接合層を介して形成された断熱セラミック層において、ネフェリン鉱物粒子を骨材とし、シリカ粒子とメタロキサンポリマーとから成る結合材が、該骨材間を充填し且つ該骨材同士および該骨材と該母材または該接合層とを化学結合により接合していることを特徴とする断熱セラミック層。
IPC (3件):
C23C 24/08 ,  B32B 18/00 ,  C04B 35/78
FI (3件):
C23C 24/08 C ,  B32B 18/00 B ,  C04B 35/78

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