特許
J-GLOBAL ID:200903078032075104

遊星ローラ式動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148825
公開番号(公開出願番号):特開平10-339358
出願日: 1997年06月06日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】遊星ローラ式動力伝達装置において、加工や組み立てが簡単に行えるなどコスト面に優れていて、しかも、回転損失が低くて耐久性が高いなど性能面にも優れた構造とすること。【解決手段】遊星ローラ式動力伝達装置Aは、太陽軸2と固定輪1との間に圧接状態で介装される複数の遊星ローラ3群を入出力部材5でもって支持させた構成で、太陽軸2の軸端が、当該軸端を内輪とする転がり軸受13を介して入出力部材5の端面にピポット支持されている。これにより、太陽軸2と入出力部材5との相対位置関係を保ちつつ、回転損失を受けにくくなるとともに、太陽軸2、入出力部材5ならびに転がり軸受13が摩耗しにくくなる。しかも、転がり軸受13の内輪を省略できる分について外径寸法を小さくできる。また、入出力部材5に対して転がり軸受13を嵌入する凹部を形成せずに済むから、加工や組み立てが簡単になる。
請求項(抜粋):
固定輪と、固定輪の内周に同心状に軸方向一側から軸端が挿通される太陽軸と、太陽軸の軸端と固定輪との間に圧接状態で介装される複数の遊星ローラと、太陽軸の軸端に対向して同軸状に配設されて前記遊星ローラの公転動作と連動する入出力部材とを含む遊星ローラ式動力伝達装置であって、太陽軸の軸端が、当該軸端を内輪とする転がり軸受を介して入出力部材の端面にピポット支持されている、ことを特徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-125145

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