アーク溶接ロボットにおける溶接ワイヤ等の供給機構

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：吉村勝俊
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2003-102029
公開番号（公開出願番号）：特開2004-306072
出願日： 2003年04月04日
公開日（公表日）： 2004年11月04日
要約：

【課題】多関節ロボットの各軸における傾動や回転に基づくトーチケーブルの曲げや捩れの発生を抑止して溶接ワイヤの送りの安定を図り、高い溶接品質を達成できるようにすると共に、ロボットの動作仕様を低下させることなく広い運動領域と高い運動性を持たせること。【解決手段】第4軸である回転作用部6における減速機17の軸芯を中空にしてワイヤコンジットを挿通させる。ワイヤコンジットに繋がるトーチケーブル7を上アーム2内で長手方向に延ばし、第5軸である傾動作用部5の空隙19を経て溶接用トーチ3に至るように配設する。第6軸である手首作用部4においても減速機22の軸芯を中空に形成し、トーチケーブル7がその減速機22の軸芯をも挿通するようにして、トーチケーブルの最短化ならびに曲げの最少化や、捩れの排除を実現する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

溶接用トーチを装着して回動させる手首作用部、手首を上アームの先端部において傾動させる傾動作用部、上アームをアーム長手方向軸線回りに回転させる回転作用部が備えられ、各作用部が減速機を介してモータ駆動され、溶接ワイヤ送給装置が上アームに取りつけられて該溶接ワイヤ送給装置から送出される溶接ワイヤ、該溶接ワイヤを挿通させて保護案内するワイヤコンジット、シールドガスをワイヤコンジットの外周部で送気させるガスホース、溶接のための電力を供給する導電線がガスホースの外周部にそれぞれ略同心状となるよう一本に纏めて被覆されたトーチケーブルが、溶接用トーチに向けて配備されるアーク溶接ロボットにおいて、前記回転作用部における減速機は軸芯が中空であって前記ワイヤコンジットが挿通され、該ワイヤコンジットに繋がるトーチケーブルが上アーム内を長手方向に延ばされ、傾動作用部の空隙を経て溶接用トーチに至るように配設されていることを特徴とするアーク溶接ロボットにおける溶接ワイヤ等の供給機構。

IPC (4件)：

B23K9/12 , B23K9/133 , B25J18/00 , B25J19/00

FI (5件)：

B23K9/12 331F , B23K9/12 301D , B23K9/133 504B , B25J18/00 , B25J19/00 E

Fターム (15件)：

3C007AS11 , 3C007BS12 , 3C007BT08 , 3C007CT05 , 3C007CU06 , 3C007CV07 , 3C007CW07 , 3C007CY02 , 3C007CY03 , 3C007CY05 , 3C007CY06 , 3C007CY33 , 3C007HS27 , 3C007HT16 , 3C007HT26

引用特許：

審査官引用 (7件)

産業用ロボット
公報種別：公開公報出願番号：特願2002-037386 出願人：株式会社安川電機
溶接ト-チ用コンダクタ-チュ-ブ
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-129216 出願人：小原株式会社
特開平1-257592

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