特許
J-GLOBAL ID:200903078032770562

快削性工具鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-278579
公開番号(公開出願番号):特開2002-332539
出願日: 2001年09月13日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 優れた被削性を有するとともに、素材の鍛伸方向に関する機械的特性、特に靭性に異方性が生じにくい快削性工具鋼を提供する。【解決手段】 Feと、0.001〜0.6質量%のCを含有し、6質量%以下のNi、5質量%以下のCu、3質量%以下の範Alを含有する。Tiの含有量をWTi(質量%)、Zrの含有量をWZr(質量%)として、X(質量%)=WTi+0.52WZrが0.03〜3.5質量%となるようTiまたはZrを含有し、さらに、S量をWS(質量%)、Se量をWSe(質量%)、Te量をWTe(質量%)として、Y(質量%)=WS+0.4WSe+0.25WTeが0.01〜1質量%となるようにそれらの1種又は2種以上を含有する。工具鋼組織中に、Ti及び/又はZrを金属元素成分の主成分とし、結合成分として、Cを必須とし、S、Se及びTeの少なくともいずれかを含有する快削性付与化合物相が組織中に分散形成されている。
請求項(抜粋):
主成分としてのFeと、0.001〜0.6質量%のCを含有し、さらに、6質量%以下の範囲内にてNiを含有し、5質量%以下の範囲内にてCuを含有し、3質量%以下の範囲内にてAlを含有する工具鋼であって、さらにTiの含有量をWTi(質量%)、Zrの含有量をWZr(質量%)として、X(質量%)=WTi+0.52WZrが0.03〜3.5質量%となるようにTiとZrとのいずれかを含有し、さらに、Sの含有量をWS(質量%)、Seの含有量をWSe(質量%)、Teの含有量をWTe(質量%)として、Y(質量%)=WS+0.4WSe+0.25WTeが0.01〜1質量%となるようにSとSeとTeとから選ばれる1種又は2種以上を含有し、かつ、Ti及び/又はZrを金属元素成分の主成分とし、該金属元素成分との結合成分として、Cを必須とし、S、Se及びTeの少なくともいずれかを含有する快削性付与化合物相が組織中に分散形成されていることを特徴とする快削性工具鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/60
FI (3件):
C22C 38/00 301 H ,  C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/60

前のページに戻る