特許
J-GLOBAL ID:200903078038580293
連続鋳造による中心偏析を改善した窒化用鋼の製造方法および窒化用鋼
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
横井 健至
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-159259
公開番号(公開出願番号):特開2000-343191
出願日: 1999年06月07日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 垂直型連続鋳造装置で製造される窒化用鋼の鋳片において、鋳片の中心偏析の改善を図り、かつホワイトバンドの生成を抑制することであり、さらに偏析のない均質な窒化用鋼を提供する。【解決手段】 窒化用鋼の垂直型連続鋳造において、鋳造時に軸芯固相率fs=0.7〜0.9の最適圧下位置における圧下速度を2.5〜4.0mm/minとし、圧下比0.03の強圧下を適用し、鋳片の凝固収縮による濃化溶鋼の中心への吸引を凝固末期位置において上記の強圧下により、収縮補償を行い偏析を抑制し、かつ、最終凝固位置における電磁攪拌を行うことなく、電磁攪拌の影響による凝固界面での濃化溶鋼抽出が無くして、ホワイトバンドの生成を回避して図2に示すように中心偏析度合C/C0が良好で、かつD/4も良好な窒化用鋼鋳片を得る。
請求項(抜粋):
連続鋳造により、軸芯固相率fsが0.0を超え1.0未満の領域の凝固収縮部に対し、鋳片の軸芯固相率fsが0.7〜0.9の等温線の内側の各位置における未凝固領域を圧下比0.03および圧下速度を2.5〜4.0mm/minとして鋳片の幅広面の片面を厚さ方向に圧下することで中心偏析を改善し、凝固末期位置で電磁攪拌を用いないことで負偏析部(ホワイトバンド)を生成させないことを特徴とする窒化用鋼の製造方法。
IPC (2件):
B22D 11/128 350
, B22D 11/20
FI (2件):
B22D 11/128 350 A
, B22D 11/20 C
Fターム (2件):
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