特許
J-GLOBAL ID:200903078040063565

半導体検出器アレイ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有近 紳志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-023144
公開番号(公開出願番号):特開平6-235770
出願日: 1993年02月12日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 CT装置用のデテクタとして必要な検出能力を有し,配線の作業負担が軽度であり,検出効率が高い半導体検出器アレイを提供する。【構成】 半導体検出器アレイ1は、各チャネルごとの半導体セル10,10,...と、ホルダ20とからなる。半導体セル10は、短冊形状の半導体結晶ブロック11と,バイアス用電極12と,信号取出用電極13とからなる。ホルダ20は、半導体セル10の厚さに合せた空隙を挟んで,信号取出仲介用電極板21およびバイアス仲介用電極板22を交互に設置してなる。バイアス仲介用電極板22を介してバイアスの印加を行い、信号取出仲介用電極板21を介して信号の取出しを行う。【効果】 放射線入射面積が大きい。多数の半導体セルを容易に規則的に配置できる。個々の半導体セルに対する配線が不要となる。
請求項(抜粋):
放射線に対して有感な半導体であって,幅0.3mm以上,長さ5mm以上,奥行0.5mm以上の3条件のうち少なくとも1条件を満たした半導体結晶ブロックの長さ方向辺と奥行方向辺とで囲まれた2面のうちの1面にバイアス用電極を形成し,他の1面に信号取出用電極を形成した半導体セルと、バイアス仲介用電極板および信号取出仲介用電極板を,前記半導体セルの厚さに合せた空隙を挟んで,合わせて少なくとも3枚,交互に設置したホルダとを具備し、そのホルダの前記空隙に前記半導体セルを挟み込み、その半導体セルの幅方向辺と長さ方向辺とで囲まれた2面のうちの1面を放射線入射面とし,前記バイアス用電極を前記バイアス仲介用電極板に接触させ,前記信号取出用電極を前記信号取出仲介用電極板に接触させ、前記バイアス仲介用電極板を介して前記半導体セルにバイアス電圧を印加し、前記信号取出仲介用電極板を介して前記半導体セルから信号を取り出すことを特徴とする半導体検出器アレイ。
IPC (2件):
G01T 1/24 ,  A61B 6/03 320

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