特許
J-GLOBAL ID:200903078041897435

低温吸収冷凍機およびその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-072950
公開番号(公開出願番号):特開平9-264629
出願日: 1996年03月27日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 低温吸収冷凍機の立上がり時間を短縮する。【解決手段】 始動時に、シーケンス制御手段41は、冷却水ポンプ9を一定時間運転し、冷却水温度検出手段31によって、冷却水温度を計測する。冷媒圧力演算手段47は、冷却水温度に対応する冷媒の凝縮圧力を演算する。圧力偏差演算手段48は圧力演算値と凝縮器圧力検出手段32によって検出される圧力検出値とを比較演算する。シーケンス制御手段41は、圧力演算値の方が高ければ圧力検出値の方が高くなるまで冷却水ポンプ9を継続して運転する。また冷却水ポンプ9の制御と同時にリフラックスポンプ22を一定時間運転した後、加熱機器6による発生器の加熱を開始する。凝縮器圧力検出手段32によって圧力検出値が運転開始圧力以上になることを検出すると、低温吸収冷凍機としての通常運転を開始する。
請求項(抜粋):
冷媒のアンモニアを蒸発器(4)で蒸発させてブラインを低温に冷却し、凝縮器(3)を冷却水を用いて冷却する低温吸収冷凍機において、冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段(31)と、冷却水温度検出手段(31)によって検出された冷却水温度での冷媒の凝縮圧力を演算する冷媒圧力演算手段(47)と、凝縮器(3)内の圧力を検出する凝縮器圧力検出手段(32)と、冷媒圧力演算手段(47)の圧力演算値と凝縮器圧力検出手段(32)の圧力検出値とを比較し、圧力偏差を演算する圧力偏差演算手段(48)と、始動時に、圧力偏差演算手段(48)からの演算結果に従って、前記圧力検出値が前記圧力演算値よりも高いときは冷却水の供給を停止し、凝縮圧力検出手段(32)からの圧力検出値が予め設定されている運転開始圧力以上になってから吸収冷凍サイクルの運転を開始するように制御する始動制御手段(41)とを含むことを特徴とする低温吸収冷凍機。
IPC (2件):
F25B 15/00 306 ,  F25B 15/00
FI (2件):
F25B 15/00 306 X ,  F25B 15/00 306 A

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