特許
J-GLOBAL ID:200903078052653511

転がり軸受の密封装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 貞雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-065301
公開番号(公開出願番号):特開平9-229080
出願日: 1996年02月27日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 シール部材の取り付け容易性とグリースの洩れ防止を図ること。【解決手段】 外輪両端部の内周面に設けた凹周溝の両側面に外周部が弾着保持され、かつ内周部に内輪間で密封部を形成するリップ部が設けられた合成樹脂製シール部材とを有し、シール部材の外周部外側面に周溝が設けられ、外輪の周溝内に位置するシール部材の外周面が軸受外方側から軸受内方側へ向けて直径が減少する傾斜面とされるとともに、シール部材外周部の大径部の直径が外輪の凹周溝の軸受外方側肩部の内径より大径にかつシール部材外周部の小径部の直径が外輪の凹周溝の軸受外方側肩部の内径より小径に形成された転がり軸受の密封装置であって、少なくとも一方のシール部材5の内周部8に設けられたリップ部9と内輪1間が非接触密封部cとされ、該リップ部9の内側面が軸受内方にかつ内輪に向かって延びる傾斜面14とされ、該リップ部9の傾斜面14及びシール部材5の外周部7の傾斜面11にそれぞれ円周複数箇所の切欠き12,13が形成されていることを特徴とする。
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、内外輪間に介装された転動体と、外輪両端部の内周面に設けた凹周溝の両側面に外周部が弾着保持され、かつ内周部に内輪間で密封部を形成するリップ部が設けられた合成樹脂製シール部材とを有し、シール部材の外周部外側面に周溝が設けられ、外輪の周溝内に位置するシール部材の外周面が軸受外方側から軸受内方側へ向けて直径が減少する傾斜面とされるとともに、シール部材外周部の大径部の直径が外輪の凹周溝の軸受外方側肩部の内径より大径にかつシール部材外周部の小径部の直径が外輪の凹周溝の軸受外方側肩部の内径より小径に形成された転がり軸受の密封装置であって、少なくとも一方のシール部材の内周部に設けられたリップ部と内輪間が非接触密封部とされ、該リップ部の内側面が軸受内方にかつ内輪に向かって延びる傾斜面とされ、該リップ部の傾斜面及びシール部材の外周部の傾斜面にそれぞれ円周複数箇所の切欠きが形成されていることを特徴とする転がり軸受の密封装置。
IPC (2件):
F16C 33/80 ,  F16C 33/78
FI (2件):
F16C 33/80 ,  F16C 33/78 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-065725
  • 特開昭55-065725

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