特許
J-GLOBAL ID:200903078058324617

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-118762
公開番号(公開出願番号):特開平6-328930
出願日: 1993年05月20日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 車室内の即効暖房とエンジンの即効暖房との切り替えを自動制御することで、手動操作による煩わしさを解消するとともに、保温容器内の冷却水を有効的に活用することのできる車両用暖房装置の提供。【構成】 温水回路5は、エンジン17の冷却水回路27よりヒータコア26に冷却水を循環させる温水配管28、ヒータコア26を迂回してエンジン17に冷却水を還流するためのバイパス配管29を有し、温水配管28のヒータコア26の上流およびバイパス配管29には、それぞれ電磁開閉弁33、34が設けられている。この電磁開閉弁33、34は、車両の熱負荷を基に算出される目標吹出温度に基づいて、エアコン制御装置6によって制御される。
請求項(抜粋):
a)水冷式エンジンの冷却水と車室内へ送風される空気との熱交換を行う温水式熱交換器と、b)前記水冷式エンジンより導かれた冷却水を貯留して保温する保温容器と、c)この保温容器より流出した冷却水を前記温水式熱交換器を経由して前記水冷式エンジンへ導く第1冷却水経路、および前記保温容器より流出した冷却水を前記温水式熱交換器を迂回して前記水冷式エンジンへ導く第2冷却水経路を構成する温水回路と、d)この温水回路に設けられて、前記保温容器より流出した冷却水が流れる冷却水経路を切り替える冷却水経路切替手段と、e)車両の熱負荷または前記水冷式エンジンより流出した冷却水の温度の少なくとも一方を検出することのできる検出手段と、f)この検出手段の検出値を基に、前記保温容器内の冷却水を前記温水式熱交換器に供給する必要があるか否かを判定する冷却水供給判定手段と、g)この冷却水供給判定手段で前記保温容器内の冷却水を前記温水式熱交換器に供給する必要があると判定された場合には、前記保温容器より流出した冷却水が少なくとも前記第1冷却水経路を流れるように前記冷却水経路切替手段を制御し、前記冷却水供給判定手段で前記保温容器内の冷却水を前記温水式熱交換器に供給する必要がないと判定された場合には、前記保温容器より流出した冷却水が前記第2冷却水経路を流れるように前記冷却水経路切替手段を制御する制御手段とを備えた車両用暖房装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-120119

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