特許
J-GLOBAL ID:200903078062196267

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-184535
公開番号(公開出願番号):特開2001-012218
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 バルブタイミングの制御応答性の向上に加え、ベーン体や円筒部材をアルミ合金等の比重の軽い材料で形成した場合であっても、プランジャの摺動抵抗を確実に低減できるようにする。【解決手段】 ベーン体2にガイドブッシュ26を固定し、ガイドブッシュ26にプランジャ6を摺動自在に取り付ける。進角側制御時にプランジャ6内側の圧力室27に進角側油圧室12と同じ圧力を導入することで、プランジャ6の先端部をハウジング1の内面に押接する。このプランジャ6の突張力によって機関弁からのトルク反力によるベーン体2の戻りを規制する。遅角側制御時には圧力室27を低圧通路29に連通させる接続路30をスプール31によって開閉する。ベーン体2はアルミ合金等の比重の軽い材料によって形成し、ガイドブッシュ26とプランジャ6は同様の鉄系材料によって形成する。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する駆動回転体と、外周に機関弁を作動させるための駆動カムを有する一方で前記駆動回転体が必要に応じて相対回動できるように組み付けられ、前記駆動回転体から動力を伝達されて従動回転するカムシャフトと、このカムシャフトと前記駆動回転体のうちの一方側に固定されると共に回転中心部から径方向外側に放射状に延出する少なくとも一つの羽根部を有するベーン体と、前記カムシャフトと駆動回転体のうちの他方側に固定されると共に内周面に前記ベーン体の回転中心方向に延出する複数の隔壁部を有し、この複数の隔壁部が前記ベーン体の各羽根部の回転方向両側に進角側油圧室及び遅角側油圧室を形成する筒状部材と、前記進角側油圧室と遅角側油圧室に相対的に油圧を吸排して前記ベーン体を筒状部材に対して正逆回転させる油圧回路と、前記ベーン体と筒状部材のいずれか一方側に摺動自在に取り付けられ、ベーン体を筒状部材に対して正逆回転制御する際に、内部に導入された油圧によって先端部をベーン体と筒状部材の他方側に押接することで機関弁からのトルク反力によるベーン体の戻りを規制するプランジャと、筒状部材に対するベーン体の相対回動制御に応じてプランジャ内の圧力を制御する圧力制御手段と、を備え、前記ベーン体と筒状部材のうちのプランジャ取付側の部材が同プランジャよりも比重の軽い材料によって形成された内燃機関のバルブタイミング制御装置であって、前記プランジャ取付側の部材に取付穴を設け、この取付穴に鉄系材料から成るガイドブッシュを嵌着固定し、前記プランジャをこのガイドブッシュと同様の鉄系材料から形成して、ガイドブッシュ内にプランジャを摺動自在に収容したことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 13/02
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F02D 13/02 G
Fターム (29件):
3G016AA08 ,  3G016CA04 ,  3G016CA11 ,  3G016CA24 ,  3G016CA33 ,  3G016CA40 ,  3G016CA41 ,  3G016CA43 ,  3G016CA45 ,  3G016CA46 ,  3G016CA47 ,  3G016CA48 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016EA03 ,  3G016EA08 ,  3G016EA12 ,  3G016FA15 ,  3G016GA01 ,  3G092AA11 ,  3G092DA09 ,  3G092DG02 ,  3G092DG05 ,  3G092DG09 ,  3G092EA28 ,  3G092EA29 ,  3G092FA09 ,  3G092FA14 ,  3G092FA50

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