特許

J-GLOBAL ID：200903078070096816

遠心ポンプのバランスディスク装置

発明者： 大久保 剛
出願人/特許権者： 三菱重工業株式会社
代理人 (1件)： 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-046557
公開番号（公開出願番号）：特開2000-249090
出願日： 1999年02月24日
公開日（公表日）： 2000年09月12日
要約：

【要約】【課題】 羽根車推力が急増する過渡状態等において、主軸の折損に至るような過大なトルクの発生を抑制することが可能な遠心ポンプのバランスディスク装置を提供することを目的とする。【解決手段】 吐出ケーシング5には、バランスディスク20の円筒部20aの外周側となる位置に、第1バランスブッシュ25が固定されている。第1バランスブッシュ25には、主軸1の軸心と直交する面25aに突出部20cの面20dと対向する面25cを有する筒状突出部25bが形成されている。筒状突出部25bには、断面が略L字状の環状部材27が、主軸1の回転方向及び軸心方向に移動し得るように嵌合して設けられている。環状部材27は、ステンレス等の金属から成っており、筒状突出部25bの主軸1の軸心方向に延びる内周面25dに当接する円筒部27aと、筒状突出部25bの面25cに当接するフランジ部27bとで構成されている。

請求項（抜粋）：

吸込口と吐出口とを有するケーシングと、回転駆動される主軸に固定され、前記吸込口から導入された流体を前記吐出口に圧送する羽根車とを有する遠心ポンプに適用され、前記主軸に固定されたバランスディスクと、前記ケーシングに固定され、前記バランスディスクと対向するバランスブッシュとを備え、前記バランスディスクと前記バランスブッシュとの間に形成された間隙を漏洩する流体により前記主軸に作用する軸方向推力をバランスさせる遠心ポンプのバランスディスク装置において、前記バランスディスクと前記バランスブッシュとの間に、前記バランスディスクと前記バランスブッシュとの焼き付きを防止する焼付防止部材が設けられていることを特徴とする遠心ポンプのバランスディスク装置。

IPC (4件)：

F04D 15/00 102 ,  F04D 1/08 ,  F04D 29/04 ,  F04D 29/12

FI (4件)：

F04D 15/00 102 ,  F04D 1/08 Z ,  F04D 29/04 A ,  F04D 29/12 Z

Fターム (13件)：

3H020AA02 ,  3H020BA10 ,  3H020DA24 ,  3H020DA25 ,  3H022AA01 ,  3H022BA01 ,  3H022BA06 ,  3H022CA01 ,  3H022CA28 ,  3H022CA48 ,  3H022CA55 ,  3H022DA15 ,  3H022DA18