特許
J-GLOBAL ID:200903078072220450
ころがり軸受部材
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-228277
公開番号(公開出願番号):特開平9-072342
出願日: 1995年09月05日
公開日(公表日): 1997年03月18日
要約:
【要約】【課題】 従来の高炭素クロム鋼材により製造された軸受よりも異物が混入した使用環境下でも優れた転動疲労性を発揮し、かつ低合金鋼より浸炭または浸炭窒化時間の短縮を図ることができるころがり軸受部材を提供する。【解決手段】 ころがり軸受部材における軌道輪および転動体の少なくとも1つは、高炭素クロム軸受鋼を浸炭または浸炭窒化した後、焼入れ・焼もどしを施したものであり、該軌道輪及び/又は転動体の最表層における残留オーステナイト量が10〜50vol%、上記軌道輪及び/又は転動体の最表層に含有される平均粒径0.5μm以下の炭化物または炭窒化物の面積率/平均粒径が4%/μm以上の範囲にあることを特徴とする。尚、浸炭または浸炭窒化と、焼入れ・焼もどしの間で、Ac1 点以下の温度まで冷却後再度加熱することが推奨される。
請求項(抜粋):
ころがり軸受部材における軌道輪および転動体の少なくとも1つは、高炭素クロム軸受鋼を浸炭または浸炭窒化した後、焼入れ・焼もどしを施したものであり、該軌道輪及び/又は転動体の最表層における残留オーステナイト量が10〜50vol%、上記軌道輪及び/又は転動体の最表層に含有される平均粒径0.5μm以下の炭化物または炭窒化物の面積率/平均粒径が4%/μm以上の範囲にあることを特徴とするころがり軸受部材。
IPC (2件):
FI (2件):
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