特許
J-GLOBAL ID:200903078072600767

内燃機関の吸排気弁駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-165496
公開番号(公開出願番号):特開平10-008927
出願日: 1996年06月26日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関全体としての構成を簡素化するとともに、機関の全高を低く抑制する。【解決手段】 機関と同期回転する吸気側および排気側の駆動軸1,2の外周に、気筒毎に分割した円筒状カムシャフト11が配設され、環状ディスク13,14の偏心位置に応じてカムシャフト11が不等速回転する。吸気側および排気側の環状ディスク13,14が同一の制御ハウジング20により回転自在に保持される。偏心ブッシュ26と偏心カム25とによって制御ハウジング20が支持されており、偏心カム25を備えた制御シャフト23が回転すると、制御ハウジング20が揺動し、両環状ディスク13,14が同時に偏心動作する。固定シャフト24は、点火栓ポスト32と吸気側カムシャフト11との間に配置される。
請求項(抜粋):
機関の回転に同期して回転する吸気側および排気側の駆動軸と、この駆動軸の外周に相対回転可能に嵌合し、かつ各気筒毎に分割されているとともに、それぞれが吸排気弁を駆動するカムを外周に有する円筒状のカムシャフトと、各カムシャフトの一端部に設けられた第1フランジ部と、上記第1フランジ部にそれぞれ対向するように上記駆動軸側に設けられた第2フランジ部と、上記両フランジ部の間にそれぞれ配設された環状ディスクと、この環状ディスクと両フランジ部との間で互いの偏心を許容しつつ回転運動を伝達するための半径方向に沿った各一対の係合溝および該係合溝に係合する各一対のピンと、互いに並んで位置する吸気側および排気側の環状ディスクをそれぞれ回転自在に保持するとともに、円形のカム嵌合孔およびブッシュ嵌合孔が開口形成された制御ハウジングと、内周面が固定シャフトの外周に回転可能に嵌合するとともに、外周面が上記制御ハウジングのブッシュ嵌合孔に回転可能に嵌合し、上記制御ハウジングを軸直角方向に沿って移動可能に支持する偏心ブッシュと、上記制御ハウジングのカム嵌合孔に回転可能に嵌合した偏心カムを有し、その回転によって上記制御ハウジングを軸直角方向に沿って移動させる制御シャフトと、を備えてなる内燃機関の吸排気弁駆動制御装置において、シリンダを垂直としたときに一方のカムシャフトの上方となる位置に上記制御シャフトを配置するとともに、他方のカムシャフト寄りの位置に上記固定シャフトを配置したことを特徴とする内燃機関の吸排気弁駆動制御装置。
IPC (4件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00 ,  F01L 1/04 ,  F01L 1/26
FI (4件):
F01L 13/00 301 A ,  F01L 13/00 301 Z ,  F01L 1/04 Z ,  F01L 1/26 D

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