特許

J-GLOBAL ID：200903078073451765

溶銑の脱りん方法

発明者： 宮田 政樹 ,  深川 信
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 森 道雄 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-216865
公開番号（公開出願番号）：特開平9-059709
出願日： 1995年08月25日
公開日（公表日）： 1997年03月04日
要約：

【要約】【課題】溶銑の脱りん方法を提供する。【解決手段】上底吹き転炉形式の炉において、転炉滓と酸化鉄とを主成分とする脱りん用フラックスを用い、酸素を上吹きして溶銑を脱りん処理する際、処理中のスラグ条件を、塩基度(%CaO/%SiO2)=1.2〜2.0 、(Al2O3)=2〜15%、(T.Fe)= 7〜25%、かつ(MnO)=5〜15%に制御する方法。【効果】脱りん用フラックスに蛍石(CaF2)を添加することなく、低CaO/SiO2の安価なフラックスを使用して脱りん処理が可能であり、低りん鋼溶製コストの低減を達成することができる。脱りん処理後スラグは、エージング処理を省略して路盤材等へ有効に活用できる。

請求項（抜粋）：

上底吹き転炉形式の炉において、転炉滓と酸化鉄とを主成分とする脱りん用フラックスを用い、酸素を上吹きして溶銑を脱りん処理する際、処理中のスラグ条件を重量%で、塩基度(%CaO/%SiO2)=1.2〜2.0 、(Al2O3)=2〜15%、(T.Fe)= 7〜25%、かつ(MnO)=5〜15%に制御することを特徴とする溶銑の脱りん方法。

IPC (2件)：

C21C 5/32 ,  C21C 1/02 110

FI (2件)：

C21C 5/32 ,  C21C 1/02 110

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 転炉による低燐溶銑の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-360300   出願人：住友金属工業株式会社
• 転炉製鋼法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-011027   出願人：新日本製鐵株式会社
• 特開昭52-058011
  
• 特開昭63-157809
  

審査官引用 (4件)

• 転炉による低燐溶銑の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-360300   出願人：住友金属工業株式会社
• 転炉製鋼法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-011027   出願人：新日本製鐵株式会社
• 特開昭52-058011
  
• 特開昭63-157809