特許
J-GLOBAL ID:200903078081572520

ラクチド化触媒及びラクチド製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 正広
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-173068
公開番号(公開出願番号):特開平9-327625
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 乳酸オリゴマーを解重合して高光学純度のラクチドを高化学収率で製造できる触媒及びラクチド製造方法を提供する。【解決手段】 式(I) 〜(IV)で示される、乳酸オリゴマーのラクチド化触媒。(I)(II) -R1〜R2:飽和アルキル基、X1〜X3、Y:ハロゲン、OH、炭素数18までの脂肪酸から誘導されるアシルオキシ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル。(III) -R31〜R34:飽和アルキル、アリール基。(IV)-R41〜R44:飽和アルキル基、Z1〜Z2:ハロゲン、OH、炭素数18までの脂肪酸から誘導されるアシルオキシ、NCS、アルキルスルホニル、アリールスルホニル。乳酸オリゴマーを、上記触媒存在下、減圧下に190°C以下に加熱し解重合する。【化1】【化2】【化3】【化4】
請求項(抜粋):
下記一般式(I) 、一般式(II)、一般式(III) 又は一般式(IV)で示される、乳酸オリゴマーのラクチド化触媒。【化1】(一般式(I) において、R1は飽和アルキル基を表わし、X1、X2、X3は、同一又は異なっていても良く、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数18までの脂肪酸から誘導されるアシルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニルオキシ基を表わす。)【化2】(一般式(II)において、R2は飽和アルキル基を表わし、Yは、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数18までの脂肪酸から誘導されるアシルオキシ基、アルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニルオキシ基を表わす。)【化3】(一般式(III) において、R31、R32、R33、R34は、同一又は異なっていても良く、飽和アルキル基又はアリール基を表わす。)【化4】(一般式(IV)において、R41、R42、R43、R44は、同一又は異なっていても良く、飽和アルキル基を表わし、Z1、Z2は、同一又は異なっていても良く、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、炭素数18までの脂肪酸から誘導されるアシルオキシ基、チオシアネート(-NCS)基、アルキルスルホニルオキシ基又はアリールスルホニルオキシ基を表わす。また、一般式(IV)の化合物が二量体を形成していても良い。)
IPC (2件):
B01J 31/12 ,  C07D319/12
FI (2件):
B01J 31/12 Z ,  C07D319/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-101378
  • 特開平2-250858

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