特許
J-GLOBAL ID:200903078082970392

オーバーヘッドドア開閉用ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143507
公開番号(公開出願番号):特開平9-303038
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 閉扉状態から扉の下部を手前に引き上げて開扉させ、この扉を扉取付体の天板上に収置可能としたオーバーヘッドドアに、簡易迅速な取着作業により装着可能で、閉扉保持と開扉助勢そして閉扉制動機能を兼備させ安全性の向上を図る。【解決手段】 扉取付体1aの側板内壁1jに取着ケース3を取着し、これにアーム軸7aで枢着の回動アーム7を、扉1eの座金8に枢着して使用する。閉扉時は圧縮スプリング4により取着ケース3内のスプリング保持走行体5が下動され、これにより軸ピン6bで枢着のリンクアーム6を介し、連枢軸ピン6aにより回動アーム7に矢印R1 方向の回動力を付勢して閉扉状態を保持する。扉1eを開扉して行くと連枢軸ピン6aが、軸心垂直線Lの左側へ移行し、回動アーム7が反矢印R2 方向への回動力を圧縮スプリング4により受け、開扉操作が助勢され、かつ閉扉時は制動力が作用して緩徐な閉扉動も保証される。
請求項(抜粋):
オーバーヘッドドアの扉取付体にあって、その側板内壁に固定される取着ケースと、この取着ケースに昇降動自在にして圧縮スプリングにより下方への付勢状態で収納されているスプリング保持走行体と、このスプリング保持走行体に軸ピンにより回動自在なるよう上端部が枢着されているリンクアームと、前記の取着ケースにおける下部にアーム軸により回動自在であり、かつ、当該アーム軸の周辺にあって、連枢軸ピンにより上記リンクアームの下端部が枢着されている回動基部および当該回動基部から延出されて先端部が、オーバーヘッドドアの扉に取着された座金と扉開閉用ピンにて枢着されたアーム部とからなる回動アームとを具備し、上記連枢軸ピンによるリンクアームと回動アームの回動基部との枢着点位置が、オーバーヘッドドアの閉扉状態にあっては、前記軸ピンとアーム軸を結ぶ軸心垂直線よりも扉側寄りであり、開扉初期途上では上記軸心垂直線上に転移し、後続開扉状態から扉が扉取付体の天板上に回動載置されるまでは、軸心垂直線の反扉側寄りに転移するよう選定されていることを特徴とするオーバーヘッドドア開閉用ダンパー。
IPC (3件):
E05F 3/14 ,  E05F 1/14 ,  E06B 9/02
FI (3件):
E05F 3/14 ,  E05F 1/14 A ,  E06B 9/02 A

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