特許
J-GLOBAL ID:200903078087147880

チルト式ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283379
公開番号(公開出願番号):特開平9-123923
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【目的】 衝突事故の際に、ステアリングコラム2の前方への変位を円滑に行なわせる。【構成】 横軸を中心として揺動自在なステアリングコラム2の中間部下面に、変位ブラケット8を固定する。車体に固定ブラケット9を支持する。これら変位ブラケット8と固定ブラケット9とを、位置調節手段を介して結合する。この位置調節手段は、固定ブラケット9に対する変位ブラケット8の上下固定位置を調節自在である。ステアリングコラム2の中間部上面に、係合凹部24を形成する。又、固定ブラケット9の取付板部14、14同士の間位置に、係合部材27を設ける。この係合部材27の凸部25は上記係合凹部24の内側に、上記固定ブラケット9に対する変位ブラケット8の位置が最上位置となった状態で進入する。
請求項(抜粋):
後端部にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトと、このステアリングシャフトをその内側に、回転のみ自在に支持するステアリングコラムと、このステアリングコラムの前部を横軸を中心とする揺動自在に枢支する枢支部と、上記ステアリングコラムの中間部下面に固定された変位ブラケットと、上下方向に配置されてこの変位ブラケットを両側から挟持する左右1対の支持板部及び各支持板部の上端部から反対側に折れ曲がった左右1対の取付板部を備え、前方への衝撃力に基づき前方への脱落を自在として、上記各取付板部により車体に支持された固定ブラケットと、この固定ブラケットと上記変位ブラケットとの間に設けられて、固定ブラケットに対する変位ブラケットの上下固定位置を調節自在とする位置調節手段とを備えたチルト式ステアリング装置に於いて、上記ステアリングコラムの中間部上面に形成された係合凹部と、上記1対の取付板部同士の間に、上記固定ブラケットに対し固定した状態で設けられた係合部材とを備え、この係合部材は上記係合凹部の内側に、上記固定ブラケットに対する変位ブラケットの位置が最上位置となった状態で進入する事を特徴とするチルト式ステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 1/18 ,  B62D 1/19
FI (2件):
B62D 1/18 ,  B62D 1/19
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-125963

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