特許
J-GLOBAL ID:200903078090145953

空隙空間ガスの再循環を伴う圧力スイング吸着法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-153471
公開番号(公開出願番号):特開平9-000851
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【目的】 圧力スイング吸着により、原料ガス中のより強く吸着されるガス成分からそれほど強く吸着されないガス成分を、高い回収率と生産性で且つ低資本費で分離するための方法を提供する。この方法は、窒素を製品として回収し、酸素を副生物として取り除く空気分離プロセスに特に適している。【構成】 吸着工程の終了後、吸着帯域20を最初に向流方向に圧抜きし、空隙空間ガスを圧抜きガスとして除去して貯蔵器12へ再循環させて原料ガスと混合し、次いで吸着帯域20を管路28により最低圧力になるまで更に圧抜きして吸着剤を再生する。吸着帯域20の再昇圧は原料ガスと窒素とで行う。
請求項(抜粋):
少なくとも窒素と酸素とを含有している原料ガスを吸着剤の少なくとも二つの並列の帯域においてより強く吸着される酸素とそれほど強く吸着されない窒素とに分離するための方法であって、各帯域の操作が、他の帯域とは時間をずらして、下記の工程を含む一連の工程により進行する圧力スイング吸着法。(a)高圧の当該原料ガスを酸素に対して選択性のカーボンモレキュラーシーブ吸着剤の帯域と接触させ、酸素を吸着させて窒素をこの帯域の外へ製品として通過させる工程(b)上記の帯域を最初に向流方向に圧抜きして空隙空間ガスと吸着ガスとを圧抜きガスとして除去し、この圧抜きガスを中間の圧力で貯蔵器へ再循環させて原料ガスと混合する工程(c)この原料ガスと圧抜きガスとを工程(a)の上記の高圧まで圧縮する工程(d)上記の帯域をガス抜きにより最低圧力まで更に圧抜きして上記のカーボンモレキュラーシーブ吸着剤を再生する工程(e)上記の帯域を原料ガスと窒素とで工程(a)の上記の高圧まで再昇圧する工程
IPC (2件):
B01D 53/04 ,  C01B 21/04
FI (2件):
B01D 53/04 B ,  C01B 21/04 D
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-090819
  • 特開昭63-126522

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