特許
J-GLOBAL ID:200903078094479066

放射線撮影における露出自動調整方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-335505
公開番号(公開出願番号):特開平9-281617
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 検知器から低ノイズで高品質の制御信号を供給できる露出自動調整装置および方法を提供する。【解決手段】 受像体7 の後方に所定間隔をおいて配置され、受像体7 上の入射放射線強度を測定する複数の検知器1a,1b,1c, と、撮影中に受像体7 の露出に影響を及ぼす変数を調整する調整手段3 と、調整手段3 を制御する制御装置2 とを備えている。制御装置2 は、個々の検知器1a,1b,1c, の出力に直接に接続された積算器と、個々の検知器1a,1b,1c, に対応して設けられた複数の測定チャンネルと、受像体7 の露出の基準値を蓄えている記憶手段と、異なる測定チャンネル24から得られた各積算値を記憶手段内にあらかじめ蓄えられている露出値と比較して、調整手段3 に供給される比較結果を演算する演算装置とを備えている。検知器1a,1b,1c, の個々の積算間隔が全撮影期間よりも十分に短くされている。
請求項(抜粋):
放射線源より発せられた放射線が、焦点位置に置かれた被写体中を1つのエリアから他のエリアへと順次通過し、これらの一連のステップからなる撮影期間にわたって被写体を受像体に表示する、パノラマ式放射線撮影、断層式放射線撮影等の放射線撮影に際し、受像体の後方に配置された少なくとも2つの検知器によって、受像体上における入射放射線強度が放射線の進行方向に沿って測定され、これらの検知器からの測定信号とあらかじめ設定された基準値とに基づいて、撮影中に受像体の露出に影響を与える変数のうちの少なくとも1つが調整される、放射線撮影における露出自動調整方法において、各検知器から得られかつ撮影中に変化する測定信号が、即座にかつ別個に、他の検知器からの測定信号とは独立に所定の時間間隔で積算され、この積算が全撮影期間にわたって実行されるとともに、個々の積算ステップの持続期間が全撮影期間よりも十分に短くなされており、個々の積算ステップの結果が、対応するあらかじめ設定された基準露出値と比較され、この比較結果に基づいて、受像体の露出に影響を与える少なくとも1つの変数が調整されることを特徴とする放射線撮影における露出自動調整方法。
IPC (3件):
G03B 42/02 ,  A61B 6/14 310 ,  H05G 1/44
FI (3件):
G03B 42/02 K ,  A61B 6/14 310 ,  H05G 1/44 A

前のページに戻る