特許
J-GLOBAL ID:200903078096123978

入浴介護装置の昇降装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-193727
公開番号(公開出願番号):特開平8-033694
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 身体不自由者の入浴介護装置を構成する昇降装置を簡素化し、重量軽減、スリム化、コスト低減を計る。【構成】 昇降装置の支柱として断面円形の内周面を有するパイプを使用し、所要昇降行程長さの支柱下方部分の内周面をシリンダとして兼用し、支柱を、従来支柱内におさめられたシリンダ径と同径として従来よりも支柱が細くなっても、先端に被介護者を吊した旋回アームに発生する偶力を、支柱の内周面又は外周面との間で受けるため支柱の内周面又は外周面上を上下方向に転動するローラを、上下方向距離を隔てて配置することによって、ローラが支柱の内面又は外面を押圧するが過大とならず、かつ支柱の長さに対して昇降行程が削減されない構成。
請求項(抜粋):
浴室の出入口(27)と浴槽(26)との間の被介護者の搬送を行うための、水平面内で旋回する旋回アーム(16)と、該旋回アーム(16)を支承して昇降させる昇降装置とからなる在宅介護用の入浴介護装置の前記昇降装置であって、浴室の床面に立設される支柱(1)を断面円形の内周面を有するパイプを以て形成し、前記旋回アーム(16)の全昇降行程長さを有する前記支柱下方部分をシリンダ(2)として使用して内部にピストン(3)を配置すると共に下端にシリンダ(2)底面を形成する閉塞部材(4)を気密に固定し、該閉塞部材(4)に、前記旋回アーム(16)を上昇させるときピストン(3)を押し上げるための圧力水をシリンダ(2)内に流入させ、旋回アーム(16)を下降させるときシリンダ(2)の水を排水する水の流入流出通路(8)を設け、前記支柱(1)の前記シリンダ(2)として使用される部分よりも上方部分の壁体に、該支柱(1)の長手方向、支柱(1)の中心線と平行に摺割溝(14)を穿設し、前記ピストン(3)の上面に接して該ピストン(3)に従動昇降する従動部材(15)を配置し、該従動部材(15)に、前記摺割溝(14)を通して、前記旋回アーム(16)を旋回自在に支承するブラケット(17)が取付けられると共に、前記支柱(1)の内面を案内面として該支柱(1)の長手方向に転動するローラ(18)を、前記支柱(1)の長手方向に距離を隔てた2個所にそれぞれ少くとも周方向3個所配置し、前記旋回アーム(16)の先端に吊下げられる被介護者の重量によって発生する偶力を前記従動部材(15)を介して前記ローラ(18)で支承する入浴介護装置の昇降装置。
IPC (2件):
A61H 33/00 310 ,  A61G 7/10

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