特許
J-GLOBAL ID:200903078103302417

耐粒界腐食性に優れたMo含有オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-071722
公開番号(公開出願番号):特開平5-271752
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、優れた耐孔食性、応力腐食性を有するMo含有オーステナイト系ステンレス鋼の欠点である硝酸環境中における耐粒界腐食性を大幅に改善し、硝酸製造装置及び核燃料再処理設備の製造用素材として長期間使用できるMo含有オーステナイト系ステンレス鋼の製造を目指すものである。【構成】 Moを2〜4重量%含有し、炭素濃度が0.025重量%以下であるオーステナイト系ステンレス鋼を1040°Cから1150°Cの温度で溶体化処理を施した後850°Cから750°Cの温度域を通過する冷却時間を10分以上24時間未満とし、750°Cより室温まで水冷するか、溶体化処理後、室温まで水冷し、その後750°Cから850°Cの温度に10分以上24時間未満加熱することを特徴とするステンレス鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
Moを2〜4重量%含有し炭素濃度が0.025重量%以下であるオーステナイト系ステンレス鋼を1040°Cから1150°Cの温度で溶体化処理を施した後の冷却過程において、850°Cから750°Cの温度域の冷却時間を10分以上24時間未満で冷却し、続いて750°Cより室温まで水冷することを特徴とする耐粒界腐食性に優れたMo含有の低炭素オーステナイト系ステンレス鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 6/00 102 ,  C21D 7/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44

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