特許
J-GLOBAL ID:200903078108627063

熱間曲げ強度試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蛭川 昌信 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-184093
公開番号(公開出願番号):特開2001-013052
出願日: 1999年06月29日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】 雰囲気ガスの無駄をなくし、炉内温度を安定に保って試験精度の向上を計り、しかも搬送機構をシンプル化させて設備コストを低減する。【解決手段】 加熱炉100と試料搬送機構200の間、加熱炉100と荷重負荷機構300の間、加熱炉100の試料排出口102および炉内観察口103を完全な気密構造とし、試料装入口を通して外気と遮断された状態で試料搬送機構200により試料を加熱炉100内の試験位置に搬送させるようにしたものである。
請求項(抜粋):
無酸化性のガスが満たされて試験温度まで加熱される加熱炉と、シーケンス制御され試料およびスペーサを試験位置へ搬送する試料搬送機構と、加圧棒により炉体を貫通して試料に対して荷重を加えるとともに、荷重信号、変位信号を検出する荷重負荷機構と、試料搬送機構、荷重負荷機構を制御するとともに荷重信号、変位信号、加熱炉内温度信号等を取り込んでデータ処理するコンピュータとを備え、高温下における試料の熱間曲げ強度を測定する熱間曲げ強度試験装置において、前記加熱炉は、試料搬送機構との間の気密を保持するシール部材が設けられて気密を保持した状態で試料が装入される試料装入口と、金属性ベローズにより気密が保持された加圧棒挿入用のプレス孔と、シール部材が設けられた試料排出口及び炉内観察口と、試料装入口から試験位置まで延びる耐火性の搬送レールと、試料を試験温度まで加熱するためのヒータと、試験中に加熱炉に無酸化性のガスを供給するためのガス供給手段と、排気孔とを備え、前記試料搬送機構は、試料装入口に対向して設けられたテーブルと、テーブル上部に設けられたレール上を滑動自在な前部走行部材、後部走行部材、先端部が前部走行部材の挿通孔を貫通し、後端部がシール部材で気密を保持された状態で後部走行部材に固定された耐熱性の押棒、および押棒を囲繞して前部走行部材と後部走行部材間に設けられた金属ベローズを有し、前部走行部材には試料装入口に当接して気密を保持するシール部材が設けられている試料搬送手段と、試料搬送手段の押棒を水平移動させる駆動機構とを備え、試料装入口を通して外気と遮断された状態で押棒を介して試料を加熱炉内の試験位置に搬送させるようにしたことを特徴とする熱間曲げ強度試験装置。
Fターム (8件):
2G061AA07 ,  2G061AB01 ,  2G061AC03 ,  2G061AC10 ,  2G061BA01 ,  2G061DA01 ,  2G061EA01 ,  2G061EA02

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