特許
J-GLOBAL ID:200903078119281916

自在継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-064795
公開番号(公開出願番号):特開平5-087120
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 組立て後においても同じ状態に留まる継手締付け力を有し、簡単な態様で自動的に組立てることができ、かつ継手ハウジングと軸受金および継手ボールとの間に生じる公差を平衡させることができる。【構成】 自在継手は継手ハウジング1内に配置された継手ボール6と、該継手ハウジング1と継手ボール6との間に配置された少なくとも一つの軸受金と、継手ハウジング1と軸受金との間に配置された少なくとも一つの圧力リング14とを有し、圧力リング14が軸受金の外面11に触座し、かつこの軸受金が継手ハウジング内部空間2の軸線方向に締付けられる。自動的組立てが行われた後も同じ状態に留まる継手締付け力は、圧力リング14が弾性金属リングであり、かつ実質的にU字形の断面を有し、さらにそれぞれ一つの衝当面15、16を形成する二つのリング脚17、18と、リング脚17、18を結合するリングウエブ19とを有する。
請求項(抜粋):
自在継手で、継手ハウジング(1)内に配置された継手ボール(6)と、継手ハウジング(1)と継手ボール(6)との間に配置された少なくとも一つの軸受金と、継手ハウジング(1)と軸受金との間に配置された少なくとも一つの圧力リング(14)とを有し、該圧力リングが軸受金の外面(11)上に載置され、かつこの軸受金を継手ハウジング内部空間(2)の軸線方向に締め付けるようになっている自在継手において、前記圧力リング(14)が形状の安定した、金属製の、一定の輪郭を有するリングであり、継手ハウジング内部空間の軸線方向に対して(α)なる角度をなす支持面を形成するように配置されたリングウエブ(19)と、このリングウエブ(19)から軸線方向に離れたところで、半径方向外方に曲げられた二つのリング脚(17、18)とを有し、これらリング脚に前記継手を締付ける力が加えられ、圧力リングの固有弾性による締付け力が得られるようになっていることを特徴とする自在継手。

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