特許
J-GLOBAL ID:200903078125439912

吸着式冷凍装置の制御方法及び吸着式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-247613
公開番号(公開出願番号):特開平8-110116
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 装置の大型化を抑制しつつも、高負荷時において高い冷却能力を得る。【構成】 蒸発器の液冷媒を気化させて吸着する吸着過程と、吸着していた冷媒を気化させて脱離させる再生過程とに切替えられる2個の吸着ユニットを備える吸着式冷凍装置を、車両用空調装置に組込む。夏季における炎天下駐車後の急速冷房運転時等においては、必要冷房能力が通常冷房能力を越える高負荷状態となる。高負荷状態を検出すると、第1及び第2の両吸着ユニットに対して、同時に吸着過程を実行する高負荷運転により、通常時の2倍の冷房能力を得る。高負荷運転が所定時間進行すると、第2の吸着ユニットを再生過程に切替え、その後は、一方が吸着過程にあるときに他方が再生過程とされる通常運転を行う。
請求項(抜粋):
液冷媒が供給され外部との間で熱交換を行う蒸発器と、内部に冷媒を吸着する吸着剤を備えてなり、前記蒸発器との流通状態で冷却状態とされる吸着過程の実行により前記蒸発器の液冷媒を気化させて吸着し、前記蒸発器との非流通状態で加熱状態とされる再生過程の実行により吸着した冷媒を気冷媒として脱離する複数個の吸着ユニットと、この吸着ユニットより脱離した気冷媒を凝縮させて液冷媒とする凝縮器とを具備する吸着式冷凍装置における、前記各吸着ユニットの吸着,再生過程を制御するための方法であって、通常負荷時においては、前記複数個の吸着ユニットに対して順に吸着過程を実行させ、高負荷時においては、2個以上の吸着ユニットに対して同時に吸着過程を実行させることを特徴とする吸着式冷凍装置の制御方法。
IPC (2件):
F25B 17/08 ,  B60H 1/32 102
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-007859
  • 吸着式蓄熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-100435   出願人:西淀空調機株式会社

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