特許
J-GLOBAL ID:200903078133369281

画像圧縮装置および画像伸長装置および伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-169833
公開番号(公開出願番号):特開平11-018070
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 ウェーブレット変換に暗号化を組み込む場合、暗号部分が正しく伸長できない場合があり、正しく伸長するためには、余分な圧縮/伸長を行なうことによって計算量を増やし、かつウェーブレットの持つ可逆と不可逆の連続性という性質を利用しないという制約が必要であった。【解決手段】 ウェーブレット変換および量子化の終ったサブ画像に対し必要部分の暗号化を行なう。これにより、伝送路の状態および受信側の要求にあった任意のビットレートでの通信において、暗号化された画像通信が行なえる。
請求項(抜粋):
ウェーブレット変換のように原画像をサブ画像に分割し符号化する変換符号化部と、必要であれば量子化を行なう量子化部と、暗号化を行なう暗号化部と、符号長を最小にするエントロピー符号化部を備え、原画像は前記変換符号化部により、N番目の階層が4個でその他の階層がそれぞれ3個のサブ画像からなるN階層(1〜N)のサブ画像群(I(i,j):i=1...N,j=0,1,2,3)に分割され、前記量子化部は前記変換符号化部から出力された前記サブ画像群の対してそれぞれ量子化を行ない、前記暗号化部は、MxM(M=2^N)画素のブロックからなるサイズ(AxB)の原画像(A,BはMの倍数)中の暗号化すべきブロック番号(P,Q)(P=0...A/M-1,Q=0...B/M-1)を暗号化部分指定信号として受けとり、前記暗号化部は、前記量子化部からの出力の各階層i(i=1〜N)の前記サブ画像群I(i,j)(j=0..3)を、LxL(L=2^(N-i))画素のブロックに分けた場合の(P,Q)番目のブロックに対して暗号化を行ない、該暗号化したブロック番号(P,Q)を暗号化部分情報として出力し、前記エントロピー符号化部は、前記暗号化部からの出力に対して、エントロピー符号化を行なうことを特徴とする画像圧縮装置。
IPC (6件):
H04N 7/167 ,  G09C 1/00 610 ,  H03M 7/30 ,  H03M 7/40 ,  H04L 9/06 ,  H04N 7/24
FI (6件):
H04N 7/167 Z ,  G09C 1/00 610 A ,  H03M 7/30 A ,  H03M 7/40 ,  H04L 9/00 611 Z ,  H04N 7/13 Z

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