特許
J-GLOBAL ID:200903078139216916

脆性破壊伝播停止特性の良い溶接用構造用鋼とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-067515
公開番号(公開出願番号):特開平5-271861
出願日: 1992年03月25日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 脆性破壊伝播特性の良好な構造用鋼板を生産性よく経済的に製造する。【構成】 鋼板の表層部に平均円相当粒径が3μm以下のフェライト粒を主体とし、平均円相当径が0.6μm以下の球状炭化物相より構成される組織を有することを特徴とする鋼板、および鋼片もしくは鋼板を、最終製品板厚をt、圧延中途中水冷時の板厚をt0 とした時、表層から少なくとも板厚方向に0.1×t0/t(mm)以上の領域をフェライト分率が50%以上となる温度以下に急冷して、その後、当該表層部がAr3 点以上の温度から圧延を開始もしくは再開し、(Ac3 -50)°CからAc3 °Cの範囲で圧延を行う。
請求項(抜粋):
鋼板の表裏層部それぞれ板厚の2%以上の範囲にわたって平均円相当粒径が3μm以下のフェライト粒もしくはベーナイト組織を主体とし、平均円相当径が0.6μm以下の球状炭化物相より構成される組織を有することを特徴とする脆性破壊伝播停止特性の良い溶接用構造用鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (2件)

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