特許
J-GLOBAL ID:200903078139614172

コンポジット金属箔張り積層板

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-083047
公開番号(公開出願番号):特開平11-277675
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】ハロゲン非含有で高度な難燃性を確保すると共に耐トラッキング性を向上させたコンポジット金属箔張り積層板を提供する。【解決手段】表面層のエポキシ樹脂としてハロゲン非含有エポキシ樹脂を使用し、ジシアンジアミドを硬化剤とする。また、中心層のエポキシ樹脂としてハロゲン非含有エポキシ樹脂を使用し、窒素含有フェノールノボラック樹脂を硬化剤とする。そして、樹脂中には、表面層と中心層の両方に充填材として水酸化アルミニウムを含有させ、表面層と中心層の少なくとも一方の樹脂中にはメラミンシアヌレートを含有させる。表面層のエポキシ樹脂の硬化剤としても窒素含有フェノールノボラック樹脂を用いると、耐トラッキング性は多少低下するもののより優れた難燃性を確保できる。
請求項(抜粋):
エポキシ樹脂含浸ガラス繊維織布の表面層と、エポキシ樹脂含浸ガラス繊維不織布の中心層と、少なくとも片側表面に配置した金属箔とが、加熱加圧成形により一体化されたコンポジット金属箔張り積層板において、前記表面層のエポキシ樹脂は、ハロゲン非含有エポキシ樹脂(A)であって、ジシアンジアミド(B)を硬化剤とするものであり、樹脂中に水酸化アルミニウム(C)を含有し、前記中心層のエポキシ樹脂は、ハロゲン非含有エポキシ樹脂(A)であって、窒素含有フェノールノボラック樹脂(D)を硬化剤とするものであり、樹脂中に水酸化アルミニウム(C)を含有し、さらに、表面層と中心層の少なくとも一方の樹脂中にメラミンシアヌレート(E)を含有することを特徴とするコンポジット金属箔張り積層板。
IPC (4件):
B32B 15/08 ,  B32B 17/04 ,  H05K 1/03 630 ,  C08J 5/24 CFC
FI (4件):
B32B 15/08 J ,  B32B 17/04 A ,  H05K 1/03 630 D ,  C08J 5/24 CFC
引用特許:
出願人引用 (7件)
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