特許
J-GLOBAL ID:200903078141203198

信号等の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 美次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-179698
公開番号(公開出願番号):特開平10-024848
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】実質的に1閉塞区間1列車の原則を確保し得る状態で、運転時隔を短縮する。【解決手段】 軌道1は、複数の区間1T〜3Tを有する。速度検知器2は、区間1T〜3Tの進路前方の境界P1から進路後方に、列車走行判定区間Ltとなる間隔を隔てて配置され、列車41の通過速度を検知し、通過速度信号S1を出力する。処理回路3は、速度検知器2の設置位置P2を通過する列車41に対し、設置位置P2において最大ブレーキをかけた場合、列車41の後尾部分が進路前方の区間1Tの境界内方で停止し得る速度と位置との関係を示す減速パターンDpを記憶し、通過速度信号S1が減速パターンDpから求めた速度Vpよりも大きい場合に、当該区間2Tに後続列車42の進入を許可する制御情報S2を出力する。
請求項(抜粋):
軌道と、速度検知器と、処理回路とを含み、地上側に備えられる信号等の制御装置であって、前記軌道は、複数の区間に区画されており、前記速度検知器は、前記区間の進路前方の境界から進路後方に、列車等走行判定区間となる間隔を隔てて配置され、列車等の通過速度を検知し、通過速度信号を出力し、前記処理回路は、前記速度検知器の設置位置を通過する列車等に対し、前記設置位置において最大ブレーキをかけた場合、前記列車等の後尾部分が進路前方の区間の境界内方で停止し得る速度と位置との関係を示す減速パターンを記憶し、前記通過速度信号が前記減速パターンから求めた前記速度よりも大きい場合に、前記当該区間に後続列車の進入を許可する制御情報を出力する信号等の制御装置。

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