特許
J-GLOBAL ID:200903078143391714

半導体レーザ制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏木 明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-074496
公開番号(公開出願番号):特開平9-266340
出願日: 1996年03月28日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】 経時変化に伴い微分量子効率に変化があってもイニシャライズ時に適正な電流加算値を設定でき、半導体レーザの光出力波形を常に最適な方形波に近付けるようにする。【解決手段】 イニシャライズ時にタイミング生成部31により誤差増幅部23の制御速度より十分に遅いタイミング信号を生成し、そのタイミング信号に基づき微分量子効率検出部32により半導体レーザ1の微分量子効率を検出し、この検出結果をメモリ部33に記憶し、このメモリ部33のデータに従い加算電流設定部34の電流値を設定するようにした。
請求項(抜粋):
入力データに基づいて、前記入力データに対しパルス幅変調と強度変調とを同時に行う発光指令信号を生成するパルス幅変調・強度変調信号生成部と、半導体レーザと、この半導体レーザの光出力をモニタする受光素子と、ともに光・電気負帰還ループを形成して前記受光素子から得られる前記半導体レーザの光出力に比例した受光信号と前記パルス幅変調・強度変調信号生成部から与えられる発光指令信号とが等しくなるように前記半導体レーザの順方向電流を制御する誤差増幅部と、前記光・電気負帰還ループの制御電流との和又は差の電流により前記半導体レーザの駆動を制御するように生成されて前記パルス幅変調・強度変調信号生成部から与えられる発光指令信号に応じた駆動電流を前記半導体レーザに順方向電流として流す電流駆動部と、前記半導体レーザの微分量子効率を検出する微分量子効率検出部と、この微分量子効率検出部の検出結果を記憶するメモリ部と、このメモリ部に記憶された前記微分量子効率検出部の検出結果により発光指令信号に対応する電流を設定する加算電流設定部と、タイミング生成部とを備え、イニシャライズ時に前記タイミング生成部により前記誤差増幅部の制御速度より十分に遅いタイミング信号を生成し、そのタイミング信号に基づき前記微分量子効率検出部により前記半導体レーザの微分量子効率を検出し、各タイミングでの検出結果を前記メモリ部に記憶し、このメモリ部に記憶された検出結果に従い発光指令信号に対応する電流を設定するようにしたことを特徴とする半導体レーザ制御方法。
IPC (2件):
H01S 3/133 ,  H01S 3/18
FI (2件):
H01S 3/133 ,  H01S 3/18

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