特許
J-GLOBAL ID:200903078157999316

タイル成形体の切断方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352341
公開番号(公開出願番号):特開平7-186132
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】湿式押出成形したタイル成形体を良好に切断できるとともに切断時に切断面角部の面取加工を同時に実施でき、且つ切断面にその角部が他の部材と当るのを防止するための突出形状のスペーサ部を形成し得る方法を提供する。【構成】タイル成形体10を、上下に配置した一対の回転円盤16を通過させることでこれを回転円盤16にて切断するようにする。またそれら一対の回転円盤16には、タイル成形体10の切断面の表面側角部の面取加工部24を設けるとともに、外周端部の半径方向所定幅に亘る切込用の最小肉厚の刃部18と面取加工部24との間の部分を回転円盤16の両面に僅かに突出する厚肉部20と成し、タイル成形体10の切断と同時に前記角部の面取加工を行い、同時に厚肉部によって切断面を段付形状に形成する。
請求項(抜粋):
互いの裏面を合せるようにして2枚合せ状態に湿式押出成形した長尺のタイル成形体を押出方向と直角方向に移動させ、該移動経路上に配した切断具にて該タイル成形体を所定寸法に切断する方法において前記切断具として薄肉の回転円盤を用い、一対の該回転円盤の外周刃部が一部上下に重複するように該一対の回転円盤を該タイル成形体の移動方向に前後して配置し、該タイル成形体を上下2枚合せ状態でそれら一対の回転円盤を通過させることにより該タイル成形体を切断するようにし、且つそれら一対の回転円盤には、該タイル成形体の切断面の表面側角部の面取加工部を設けるとともに、外周端部の半径方向所定幅に亘る切込用の最小肉厚の刃部と該面取加工部との間の部分で且つ該回転円盤の両面に僅かに突出する厚肉部を設け、該タイル成形体の切断と同時に前記角部の面取加工を行い、同時に該厚肉部によって切断面を段付形状に形成することを特徴とするタイル成形体の切断方法。

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