特許
J-GLOBAL ID:200903078158078486

ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-247087
公開番号(公開出願番号):特開平6-074147
出願日: 1992年08月25日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 ノズル部内の液の残存を防止し得るポンプを提供することにある。【構成】 ばね部材10のばね力に抗してノズル部6を押し込み、ポンプ室2を収縮させた状態からばね部材10のばね力によってピストン4を移動させてポンプ室2内の容積を拡張し、ポンプ室2内に発生する負圧によって吸込弁7を開いて自動的にポンプ室2内に液体を吸込み、ばね部材10のばね力に抗して再びノズル部6を押し込み、ピストン4によってポンプ室2を圧縮して吐出弁9を開きポンプ室2内部の液体をノズル部6を通じて吐出するポンプにおいて、吐出完了した後、ばね部材10によってピストン4が拡張方向に移動する際に、一定時間吸込弁7を閉じかつ吐出弁9を開いた状態を保持し、この間にポンプ室2内に発生する負圧によって吐出弁9からノズル部6の開口部に至る通路内に残存する液体をポンプ室2内に戻すバックサクション機構を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
内部に液体を貯溜するポンプ室を備えたポンプ本体と、該ポンプ本体内に往復動自在に挿入されポンプ室の容積を拡張,収縮させるピストンと、該ピストンにステムを介して連接されるノズル部と、前記ポンプ本体に設けられる吸込弁と、ポンプ室内部とノズル部とを連通する通路途中に設けられる吐出弁と、前記ピストンをポンプ室の容積を拡張させる方向に常時付勢するばね部材と、を備え、前記吸込弁はポンプ室内が負圧の時に開いて正圧の時に閉じ、前記吐出弁はポンプ室内が負圧の時は閉じて正圧の時は開く構成とし、前記ばね部材のばね力に抗してノズル部を押し込み、ポンプ室を収縮させた状態からばね部材のばね力によってピストンを移動させてポンプ室内の容積を拡張し、ポンプ室内に発生する負圧によって吸込弁を開いて自動的にポンプ室内に液体を吸込み、前記ばね部材のばね力に抗して再びノズル部を押し込み、ピストンによってポンプ室を圧縮して吐出弁を開きポンプ室内部の液体をノズル部を通じて吐出するポンプにおいて、吐出完了した後、ばね部材によってピストンが拡張方向に移動する際に、一定時間吸込弁を閉じかつ吐出弁を開いた状態を保持し、この間にポンプ室内に発生する負圧によって吐出弁からノズル部の開口部に至る通路内に残存する液体をポンプ室内に戻すバックサクション機構を設けたことを特徴とするポンプ。
IPC (2件):
F04B 9/14 ,  F04B 21/02

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