特許
J-GLOBAL ID:200903078159216793

スペクトラム拡散通信用受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-290179
公開番号(公開出願番号):特開平6-141022
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【構成】 スペクトラム拡散信号の受信終了を検出する信号終了検出回路は、1周期毎に相関値の最大値を検出するピークホールド回路を有し、1周期毎の信号終了判定(S4)で相関値が信号終了基準レベル以下になる毎に、信号終了カウントをダウンすると共に(S6)、ピークホールド回路の検出出力に基づいて、信号終了基準レベルを変更しながら(S8)、信号終了判定を継続して行う。所定回数(例えば5回)連続して相関値が信号終了基準レベル以下になったとき(S7でYES)、スペクトラム拡散信号の受信終了を検出する。【効果】 信号終了基準レベルが受信信号レベルの時間変動に追従して変更されるので、受信信号レベルに適した基準レベルで信号受信終了の判定がなされ、受信信号レベルが低くても、正確な信号受信終了の判定が可能である。
請求項(抜粋):
ベースバンド信号に拡散符号を乗算することによって広帯域化されたスペクトラム拡散信号を受信する受信手段と、上記受信手段で受信されたスペクトラム拡散信号と元の拡散符号との相関検出を行う信号相関検出手段と、スペクトラム拡散信号と元の拡散符号との同期タイミングの所定時間前から上記同期タイミングの所定時間後までの所定期間中に上記信号相関検出手段で検出される相関値と信号終了基準レベルとを比較する信号終了判定を1周期毎に行い、スペクトラム拡散信号の受信が継続中か終了かを判断する信号終了検出手段とを備えたスペクトラム拡散通信用受信装置であって、上記信号終了検出手段は、1周期毎に相関値の最大値を検出する相関最大値検出手段を備えると共に、上記相関最大値検出手段の検出出力に基づいて、上記信号終了判定毎に信号終了基準レベルを変更しながら上記信号終了判定を行い、所定回数連続して相関値が信号終了基準レベル以下になったとき、スペクトラム拡散信号の受信終了を検出することを特徴とするスペクトラム拡散通信用受信装置。
IPC (2件):
H04J 13/00 ,  H04L 7/00

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