特許
J-GLOBAL ID:200903078167352965

密閉型電池用安全弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-041591
公開番号(公開出願番号):特開平9-237619
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】 各種携帯機器に使用される密閉型電池の安全弁装置であり、弁作動圧力を長期間にわたって安定に維持して信頼性を確保し、また電池の急激な温度上昇に伴う内圧の変化にも追従でき電池の内圧上昇による破裂等の危険を解消する。【解決手段】 密閉型電池用安全弁装置の弾性弁体7として、オレフィン系樹脂とエチレンプロピレンゴムの混合物からなる成分とエチレンプロピレンゴム原料(以下EPDM)とを混合後に、このEPDMを架橋したものを用いることにより、電池の急激な温度上昇を伴う内圧上昇に対して弁作動圧力を低下させることで排気能力を追従させて高い安全性が得られる。また弾性弁体自体がEPDMの酸化抑制効果を示し、長期間にわたり高い信頼性が得られる。
請求項(抜粋):
発電要素を収納した電池容器の開口部を密閉する安全弁装置であって、前記安全弁装置は中央部にガス通気孔を有する皿状封口板と、この封口板上に配置され前記ガス通気孔を閉塞する弾性弁体と、この弁体を弁室をなす空間内に位置させたキャップ状端子とにより構成されており、前記弾性弁体は、オレフィン系樹脂と架橋されたエチレンプロピレンゴムの混合物からなる成分にエチレンプロピレンゴム原料を混合後、これを架橋したものである密閉型電池用安全弁装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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