特許
J-GLOBAL ID:200903078171759794

電磁燃料噴射弁及び電磁燃料噴射弁における燃料噴 射量調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247561
公開番号(公開出願番号):特開平7-077127
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 開閉弁の最大ストローク及び微少流量の設定を極めて高精度で且つ容易に行なうことのできる電磁燃料噴射弁の提供。【構成】 ハウジングの一端A側の開閉弁案内孔2B内には弁座体8が、また他端B側に配置された他側磁極部3の固定コア3Bの調整管挿入孔3F内には調整管6が、夫々調整工程の際長手軸心方向に移動可能なるよう比較的に軽い圧入荷重にて挿入配設され、調整工程後カシメ固定される。開閉弁案内孔2B内には、スプリングSによって押圧された開閉弁4が移動自在に配置される。開閉弁全開調整工程は、弁座体8を開閉弁案内孔2B内において移動させて開閉弁4の後端部4Fと固定コア3Bの前端部3Eとの間隙Xを調整することにより、スプリング力調整工程は、調整管6を長手軸心方向に移動させることによって行なわれる。燃料噴射量の調整は、電磁燃料噴射弁の組みつけ工程の後に開閉弁全開調整工程を行ない、次いでスプリング力調整工程を行なう。
請求項(抜粋):
一端Aに、弁座8Aを介して燃料噴射孔8Bに連なり開閉弁4を移動自在に案内支持する開閉弁案内孔2Bが穿設された弁座形成部2を備え、他端Bに、平板状の磁極片部3Aと、磁極片部3Aより一端A側に向かう固定コア3Bと、磁極片部3Aより他端B側に向かう燃料流路ボス3Cと、燃料流路ボス3Cの後端部3Dより固定コア3Bの前端部3Eに向かって貫通する調整管挿入孔3Fとを有する他側磁極部3とを備えた筒状のハウジング1と、前記ハウジング1の磁極片部3Aと弁座形成部2との間のハウジング1内に配置され、軸部5Aの長手軸心方向に沿って固定コア挿入孔5Dが貫通して穿設されるとともに軸部5Aの外周にコイル5Cが巻回された電磁装置5と、少なくとも弁座形成部2の開閉弁案内孔2B内に移動自在に配置され、弁座8Aを開閉し得る弁体4Aを備え、スプリングSにて弁体4Aが弁座8Aを閉塞するよう弾性的に付勢された開閉弁4と、他側磁極部3の調整管挿入孔3F内に挿入され、その長手軸心方向に燃料通路6Aが貫通して穿設されるとともにその前端部6BがスプリングSの後端S2に係止される調整管6とを有する電磁燃料噴射弁において、弁座8Aと、弁座8Aに連なる燃料噴射孔8Bとを備える弁座体8を弁座形成部2と別部材にて形成し、前記弁座体を弁座形成部2の前端部2Aに開口する開閉弁案内孔2B内に向けて挿入配置することによって弁座体8の弁座8Aを開閉弁4の弁体4Aに対向配置し、開閉弁4の後端部4Fを固定コア3Bの前端部3Eに調整された間隙Xをもって対向配置するとともに同状態にある弁座体8を弁座形成部2に固定配置してなる電磁燃料噴射弁。
IPC (2件):
F02M 51/06 ,  F02M 65/00 302
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-087273

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