特許
J-GLOBAL ID:200903078177232763

高強度鋼線の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-340755
公開番号(公開出願番号):特開平10-183242
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】引張強さが4250MPa以上で、且つ、デラミネーションの発生に対して大きな抵抗性を有する高強度鋼線の製造方法の提供。【解決手段】重量%でC:0.7〜1.1%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.2〜0.8%、V:0.05〜0.5%、Cr:0〜0.5%、残部Fe及び不可避不純物の組成を有する線材から加工された鋼線を、5°C/秒以上の加熱速度で下記の式を満たす温度T1°Cに加熱昇温して時間t1秒保持した後、10°C/秒以上の冷却速度で625〜550°Cの温度域の温度まで冷却して、その温度域で5〜60秒保持し、更に、真歪εが3.5以上となる冷間伸線加工を行う。但し、900°C≦T1≦1100°C、t1≦300秒で、且つ、(1100-T1)3×5.0×10-6+1秒≦t1 ≦(1100-T1)3×5.1×10-5+15秒。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.7〜1.1%、Si:0.1〜1.0%、Mn:0.2〜0.8%、V:0.05〜0.5%、Cr:0〜0.5%、残部Fe及び不可避不純物の組成を有する線材から加工された鋼線を、5°C/秒以上の加熱速度で下記の式を満たす温度T1°Cに加熱昇温して時間t1秒保持した後、10°C/秒以上の冷却速度で625〜550°Cの温度域の温度まで冷却して、その温度域で5〜60秒保持し、更に、真歪εが3.5以上となる冷間伸線加工を行うことを特徴とする高強度鋼線の製造方法。ここで、900°C≦T1≦1100°C、t1≦300秒で、且つ、(1100-T1)3×5.0×10-6+1秒≦t1 ≦(1100-T1)3×5.1×10-5+15秒である。
IPC (4件):
C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/24
FI (4件):
C21D 8/06 A ,  C21D 9/52 103 B ,  C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/24

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