特許
J-GLOBAL ID:200903078178783186

スライドドア用インナパネル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-305147
公開番号(公開出願番号):特開2001-122054
出願日: 1999年10月27日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 スライドドアの製造に係る作業性を向上させ、また、ドア側ワイヤハーネスの配索に係る自由度を高め、さらには、配索スペースを十分に確保し得るスライドドア用インナパネルを提供する。【解決手段】 スライドドア用のインナパネル5は、給電装置7のガイドレール27を設けたインナパネル本体14を有している。ガイドレール27は、ドア側ワイヤハーネス23を固定したスライダ28をスライド自在に備えている。インナパネル本体14は、複数の回路15a〜15dから成る回路体15を有している。そして、そのインナパネル本体14には、ドア側ワイヤハーネス23のコネクタ24と補機6の接続部6aとが接続される回路体露出部16を複数箇所形成している。回路体露出部16は、回路体15の配索パターンに沿い、スライダ28の移動に追従するドア側ワイヤハーネス23の移動範囲内を除いて形成されている。
請求項(抜粋):
車両の側部において該車両の前後方向にスライド自在に設けられるスライドドアのアウタパネルとドアトリムとの間に配設されるとともに、前記車両の本体及び前記スライドドア間に介在する給電装置のガイドレールを設けたインナパネル本体を備え、前記ガイドレールは、該ガイドレールに対してスライド自在となるスライダを有し、前記インナパネル本体は、所望の配索パターンで配索、固定される一つ又はそれ以上の回路から成る回路体を一体に備え、前記スライダには、一方を前記本体に配索される本体側ワイヤハーネスに直接又は間接的に接続した前記スライドドアのドア側ワイヤハーネスを固定し、前記インナパネル本体には、前記回路体の一部を露出させて、前記ドア側ワイヤハーネスの他方と前記インナパネル本体に取り付けられる補機の接続部とが、各々直接又は間接的に接続される複数の回路体露出部を形成し、且つ、該回路体露出部を、前記スライダに追従する前記ドア側ワイヤハーネスの移動範囲内を除く位置に配置形成したことを特徴とするスライドドア用インナパネル。

前のページに戻る