特許
J-GLOBAL ID:200903078181730212

電力増幅装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001446
公開番号(公開出願番号):特開平8-191221
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 複数段の増幅回路にて入力信号を電力増幅して出力する電力増幅装置において、各増幅回路を効率良く動作させて消費電力を低減する。【構成】 高周波信号を高周波増幅回路20にて増幅し、その出力を消費電力の大きい電力増幅回路24にて増幅してアンテナから送信させる装置において、電力増幅回路24に電源供給を行なうための電源供給経路にPNP型トランジスタTR1を設けて、電力増幅回路24の動作を制御可能にする。また高周波増幅回路20の電源供給経路は、トランジスタTR1のベース-アース間に形成し、そのベースから高周波増幅回路20に至る電源供給経路にもPNP型トランジスタTR2を設ける。この結果、切換回路CSWにてトランジスタTR2のベースを抵抗器を介して接地すれば、各回路を駆動できるだけでなく、高周波増幅回路20をトランジスタTR1のベース電流にて駆動でき、消費電力を低減できる。
請求項(抜粋):
入力信号を増幅する前置増幅回路と、該前置増幅回路からの出力信号を電力増幅する電力増幅回路と、該各増幅回路の電源供給経路に設けられたスイッチング素子とを備え、該スイッチング素子を介して各増幅回路の動作を外部から制御可能な電力増幅装置において、上記電力増幅回路の電源供給経路に設けられるスイッチング素子として、エミッタ-ベース間にバイアス電圧印加用の抵抗器を備え、エミッタに電源電圧を受けてコレクタから該電力増幅回路に電源供給を行なうPNP型のトランジスタを使用し、上記前置増幅回路の電源供給経路を、上記トランジスタのベース-アース間に形成して、該前置増幅回路を上記トランジスタのベース電流にて駆動するよう構成してなることを特徴とする電力増幅装置。

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