特許
J-GLOBAL ID:200903078182263111

アクリル系樹脂の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-244536
公開番号(公開出願番号):特開平9-087306
出願日: 1995年09月22日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 二段または多段溶液重合反応において、生産効率が高く、かつ狭い分子量分布を有するポリマーの混合物を得る。【解決手段】 炭素数2〜14のアルキル基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系樹脂を、回分式反応器で、モノマー混合液を2回以上に分けて反応器内に投入し重合反応することにより製造する方法において、少なくとも二段目以降の開始剤として、10時間半減期温度が85°Cから110°Cである熱分解型ラジカル重合開始剤を、モノマー100重量部に対して0.01〜0.1重量部用い、かつ二段目または三段目以降の反応に供するモノマー混合物またはモノマー混合物溶液を、反応器内に投入した後、反応液を沸騰させることにより溶存酸素を実質的に除去し、二段重合または多段重合を行うことを特徴としている。
請求項(抜粋):
炭素数2〜14のアルキル基を側鎖に有する(メタ)アクリル酸エステルを主成分とするアクリル系樹脂を、回分式反応器で、モノマー混合液を2回以上に分けて反応器内に投入し、多段重合反応することにより製造する方法において、少なくとも二段目以降の重合開始剤として、10時間半減期温度が85°Cから110°Cである熱分解型ラジカル重合開始剤を、モノマー100重量部に対して0.01〜0.1重量部用い、かつ、二段目または三段目以降の反応に供するモノマー混合物またはモノマー混合物溶液を、反応器内に投入した後、反応液を沸騰させることにより溶存酸素を実質的に除去し、二段重合または多段重合を行うことを特徴とするアクリル系樹脂の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/04 MAX ,  C08F 2/00 MAJ ,  C08F 20/18 MLY
FI (3件):
C08F 2/04 MAX ,  C08F 2/00 MAJ ,  C08F 20/18 MLY

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